在宅ワークは「簡単ですぐに稼げる」という言葉を目にしますが、それは少し誤解があります。
コツややり方、仕事の特徴などを知らなければ「こんなはずではなかった」ということになりかねません。
どんなお仕事にもメリット・デメリットがあります。
中には数か月間はほぼ無収入…なんてものもあったりするんです。
この記事では、家事や育児真っ最中の忙しいアラフォー主婦が「すぐに始められるオススメの在宅ワーク」を8つ紹介します。
「すぐに始められる=大きく稼げる」とは限りませんので、その点はご了承ください。
その代わり、おすすめポイントだけではなく、そのお仕事のデメリットも分かりやすく解説していきます。
在宅ワークをはじめたい理由は何ですか?

みなさんが在宅ワークを検討している理由はなんでしょうか?
「会社のお給料では将来が不安だから」
「子どもが小さく、会社勤めに不安があるから」
「もっと自由に仕事をしたいから」
「自分の好きな事を仕事にしたいから」
色々な理由がありますよね。
私は現在在宅ワークをしているのですが、始業時間も仕事のペース配分も自由に設定できるのが最大の強みです。
しかし、長期連休や子どもの病気など周りの環境次第ではほとんど仕事が出来なかったり、収入がとても不安定といったデメリットもあります。
私が在宅ワークに取り組む目的は、家族との時間を最大限に確保すること。
もし、在宅ワークを興味があると思った方は、次章もぜひ読んでみて下さいね。
スマホでできる簡単な在宅ワーク

自宅に専用のパソコンを持っていなくてもスマホは持ってるという方は多いのではないでしょうか?
初期投資は不要で、短時間で作業が終わることが最大のメリットです。とにかく何かやってみたいとう方向けのお仕事です。
ポイントサイト(ポイ活)
ポイントサイトを経由したお買い物でポイントを貯めたり、サイト内のアンケートやゲームへの参加でポイントを貯めます。
私の経験ではアンケートなどに時間がかかる割にはもらえるポイントは本当にわずかです。
回答に15分くらいかかっても30円ほどもらえたら良い方だと思います。
大きくポイントを稼ぐためにはモニター商品の購入やクレジットカードの登録、保険見積もりの作成等が必要になるのかな…と感じました。
商品購入によるポイント加算を狙わなければ、毎日スキマ時間にコツコツ頑張っても1か月3,000円~10,000円位が妥当だと思います。(モニター参加をすると、大きく稼げることもありますが。)
ポイントサイトは収入こそ少ないですが、すぐに始められ、辞めるのも簡単という大きなメリットがあります。
メインのお仕事のスキマ時間に取り入れるか、複数のポイントサイトを利用して収入アップにつなげるといいでしょう。
「自分のための」お小遣い稼ぎにはピッタリです。
フリマアプリ
自宅にある衣類や雑貨をメルカリやラクマなどのフリマサイトに登録して販売します。
自宅に売るものが無ければ、中古品を取り扱うお店やサイトで商品を安く仕入れ転売する方法もあります。
また、お子さんがいるご家庭であれば、サイズアウトした衣類や不要になったおもちゃ、雑貨などの販売からスタートすると物の整理と収入が伴って一石二鳥ですね。
もし、おさがりなどをいただける環境であれば、そういったものを売っても良いのでしょうが、良心との戦いになりそう…。
1つ注意点を上げるならば、売り上げが全て自分のものにはならないという事。
商品スペースの確保、送料・梱包料、サイト利用料をよく計算して、価格設定をしましょう。
パソコンを使った短時間でできる在宅ワーク

自宅に自分専用のパソコンをお持ちの場合は、お仕事の種類がぐーんと増えます。
経験がなくても、作業をしながら覚えられるものも多く、クライアントから細かく指示がある場合も多いので、未経験分野でも粘り強く続ければ、高単価のお仕事につながることもあります。
スキマ時間にコツコツ作業ができる方へおすすめのお仕事です。
ただし、お仕事を依頼を受けるからには、必ず納期を守りましょう。
どうしても遅れそうなときは、早めに連絡を取り、事情とどのくらいまでなら待ってもらえるのかを相談してください。
仕事を続ける上で、信頼関係を築くことは大切です。
文字起こし
文字起こしは誰にでもできる仕事ではありますが、スキマ時間で作業を終わらせるために「タイピングの速さ」が身についていると良いです。
また、音声の再生をキーボードに割り振る便利なアプリがあるので、そういったツールも上手に駆使して作業効率アップを図りましょう。
慣れるまでに時間がかかるかもしれませんが、作業がスピードアップできれば納期までに余裕ももてますし、受ける仕事の量も増やせますから、結果として収入アップにつながります。
引き受けたお仕事を納期を守ってきちんとこなすことで、次の仕事につながる可能性もありますよ。
WEBライティング(ライター業)
Webライティングは、クラウドソーシングなどで仕事の依頼を受けてウェブサイトやウェブメディアなどの記事を作成するお仕事です。
これまでに文書を作成するお仕事の経験がある方やブログ運用歴がある方等、文章を書くことに慣れているので取り組みやすいでしょう。
記事を書くために必要な情報リサーチは、ネットで検索したり本で調べたりする必要があります。
その際は「分からないことは必ず自分で調べ、自分の言葉で表現すること」を意識しましょう。
他人の文章をコピペした記事は間違いなく評価が下がります。
はじめの内は文字単価が安く、大きな収入にはならないかもしれませんが、慣れてきてお仕事の評価が上がれば、依頼が増えたり単価アップも見込めますよ。
ランサーズ等のクラウドソーシングのサイトで案件を調べてみましょう。
書けそうなもの・興味があるものが見つかったらテストライティングを受け、合格すれば、ウェブライターデビューです。
私も現在「ライター業」がメインのお仕事ですが、毎日コツコツ積み重ねて月収5桁は何とか維持しています。
Twitterを見ていると売れっ子ライターさんは月収6桁は稼いでいますし、サラリーマンのお給料よりもはるかに多くの報酬をもらっている方もいらっしゃるようです。
データ入力
データ入力は、パソコンを使った事務経験がある方に特にオススメです。
クライアントから渡される資料から必要な内容を抽出してエクセルに入力したり、ウェブサイト上の情報を抽出して指定フォームに入力したりと形式は様々です。
作業内容とゴールが明確なので、スキマ時間で少しずつこなす作業スタイルでも大丈夫です。
経理経験がある方は、レシートや領収書の金額を会計ソフトに入力するお仕事も良さそう。
こちらは経理経験がある方向けという条件がつくため報酬も高めになりそうですね。
データ入力は、入力する文字量が多いのでスピード重視ではありますが、正確に入力することも忘れてはいけません。
スピーディかつ正確に納品してお仕事の継続や単価アップにつなげましょう。
自分の「得意」を活かせる在宅ワーク

次は、専門的な知識や経験を必要とする、自分の得意なことで収入を得たい方向けのお仕事です。
WEBデザイナー
主にウェブサイト等のデザインをしますが、サイト設計を請け負うこともあります。
受ける仕事の内容はそれまでの経験によるところが大きいので、身につけているスキルによって報酬も大きく変わりそうですね。
企業でウェブデザイナーとして活躍していた方が、結婚や出産を機にフリーランスに転身して活躍されることも多いそうです。それだけ在宅で取り組みやすいお仕事なのでしょう。
初心者歓迎のクライアントもいらっしゃるようですが、やはり経験があった方がお仕事の幅が増えます。
トライしてみたい方は、スクール等でスキルアップをして経験を積んでからでもいいかもしれません。
イラストレーター
イラストレーターはプロからアマチュアまで本当に個性豊かな方が多くいらっしゃいます。
私のサイトのプロフィールアイコンは「ココナラ」というサイトで、私が希望するイラストを作成してくださる方を探して依頼をしたものです。
好きを仕事にして収入が得られるっていいですよね…!
絵を描くことが得意な方はチャレンジする価値ありかも。
写真データの販売
カメラさえ持っていれば、空いた時間に撮影したい写真を撮るだけです。
販売サイトはすでに大量の写真が販売されているため、どのような写真であれば皆さんの目に留まるかがカギになります。
トップクラスの方は数百万売り上げるとのうわさも…。
販売サイトに登録する際には審査があるため、著作物等が写りこまないようにしたり、検索に来る方に好まれそうなジャンルの設定・タグ付けを工夫することが必須です。
それでも登録するのは簡単ですので、カメラをお持ちの方はトライしてみてはいかがでしょうか?
▼「売れる写真の取り方」を知ればで初心者でも稼げるようになる!
目標をもって在宅ワークにとりくみましょう

主婦におすすめの在宅ワークを8つに厳選して紹介しました。
やってみたいもの・興味があるものが1つはありませんでしたか?
在宅ワークをはじめる場合は、案件を紹介してくれる「クラウドソーシング」のウェブサイトへの登録をオススメします。
どんなお仕事があるのか知りたい!という方は、まずは大手クラウドソーシングのウェブサイトで実際にどんなお仕事があるのかを見てみましょう。
ライターやデータ入力などの人気の在宅ワークからモーニングコールなどのちょっと変わったお仕事など、見てみるだけも世界が広がる情報がたくさんありますよ!
自分の目で見て、「これならできるかもしれない!」と感じるものがあったらトライしてみて下さいね。
初めは誰でも初心者ですよ。
未経験分野に飛び込むのが不安な方は、キャリアアップを目指して資格取得講座を受けてみるのもいいでしょう。
在宅ワークはお仕事に慣れ、安定した依頼を受けるまで(軌道に乗るまで)が大変です。
「どうして在宅ワークに取り組む必要があるのか」自分の中に明確な目標を持って、コツコツ継続することからはじめましょう!
ライフスタイルに合ったお仕事が見つかりますように。