皆さん仕事に子育てに趣味に・・・と楽しんでいますか?
私は、保育園のお迎えの時に、キラキラしているママさんを見るのが辛い時期がありました。
「私はあんな風になれないなぁ」とうらやましく思っていたんですね。
3人目出産の育休が明けて半年頃が、一番会社勤めがしんどく感じて、他人に対しても自分に対してもネガティブな思考しかできなくなっていました。
心身ともに追いつめられると、本当に自分のことすら見えなくなってしまうものです。
転職して、少し時間に余裕が出来た今なら、改善策・打開策が分かるのですけどね!
今回は、子育てと仕事の両立に悩んで転職に至るまでの私のココロの葛藤についてお話します。
子育てと仕事の両立に限界を感じたアラフォーの私
3人目の育児休業が終わり、私は異様な使命感に燃えていました。
「3回も育休をもらったんだから、頑張って働くぞ!」
「子育ても趣味も全部やる!」
でも、現実はとても厳しく、
- 朝4時半起床~帰宅後も全開
- 23時就寝後も授乳と夜泣き対応
- 職場環境の悪化
- 自身の体調不良
子どもが増えて子育てが大変になることはわかっていましたが、自分自身の年齢にともなう体の衰えまでは考えていませんでした。
日中のパフォーマンスが低くなっていると感じましたし、残念ながら周囲にもそれが伝わっていたようです。
休む時間がないと寝る・食べる・考えるが低下していく。
とにかく全っっっ然休めないです。
子どもと遊びたくても、時間・気力・体力どれも限りなくゼロ。
ご飯を作っても、お世話に追われて自分はまともに食べれないです。
休日は家事と子育てに追われ一日が終わり、自分のために充てる時間は一切ありませんでした。
唯一の楽しみは、子どもの夜泣きの合い間に見るスマホアプリのマンガとスマホゲーム。
ココロ癒されるつかの間の時間です。
その時間に寝ればいいんですけどね(´-`*)
ささいな事で子どもを感情的に怒っていた
余裕の無さから毎日毎日ヒステリーに子どもを怒って、寝静まった顔を見て「こんなママでごめん」と猛省する日々でした。
働くということは、大人の生活時間に無理やり子どもをあわせる必要があったりもします。
朝の支度がはかどらなくても、夜なかなか寝付いてくれなくても、子どもは悪くない。
多分当時の生活スタイルが明らかにうちの家族にあっていなかったんだと思います。
ただそれだけのことだったんだと今なら分かります。
余裕を持って家族と向き合う時間が欲しい
何事をするにも個人差があるのは当然
フルタイムで働きながら、家事も育児も趣味もしっかり自分のものにできてる方はたくさんいます。
どうして私には出来ないのかと、毎日悩みましたが、答えは分かり切っていて
「私自身のキャパ不足」なんですよね。
母からも常に言われていました。
何でもかんでもよくばり過ぎだと。
残すものは簡単に分かるのですが、切り捨てるのはとても難しい。
難しいけど、私が選んだのは
会社辞めよう!でした。
私の退職宣言に賛成してくれた家族。動揺した職場。
「辞めてどうするの?」とか「家計はどうするの?」とか、周囲に責める人がいなくて良かった。
自分の思ったことをしっかり伝えることが苦手な私は、周りの意見に流されるのが怖くて、上司に退職の意向を示すまでは家族以外誰にも言わなかったし、仲の良い同僚にさえ相談ひとつしませんでした。
恩知らずなヤツです( *´艸`)
人間関係が異常な職場で、私に依存状態の一部の人に嫌気もさしていましたし、とことん追い詰められ辞めていく人を何人も見てきました。
「私はそうなりたくない」
と感じた時には、すでに体調に異変がおきてました。
突然の下痢。生理不順に不正出血。動悸や目まいな等々。
本当はこうなる前に手を打つべきだったのです。
実は復帰後しばらくして時短申請をしたのです。
育休復帰から3か月くらいたった時に、親子で体調不良が続いたため、このままでは家族と職場の両方に迷惑がかかると考え、時短することを打診しました。
すると。
「時短しても出勤が30分、退勤が1時間緩和されるだけだし、給与は激減するからやめた方がいいよ」だと。
仕事量の調整などは一切できなさそうな、むしろ増やされそうな不穏な感じになったので、一旦時短の話は白紙に戻し、もっと違う策がないか検討することになりました。
結局、時短の話を飛び越えて退職の意向を相談することに
「もう限界です。辞めたい。」
私のお隣の席の直属の上司にボソッと伝えました。
全てわかってくれましたし、慰留はしないでくれとお願いしました。
説得してくるのは、当然自分より上の身分の方ですから、そんなのを相手にする精神力すら残ってないよ!
長い間お世話になった方にはきちんと自分の言葉で退職の意向を一人一人伝えにはいきましたが、なかなかツライものがありましたね。
転職して良かったこと・困ったこと
職場を去る準備は万端だったのですが、退職後の生活に関してはほぼノープランでしたので、とっても後々困りました(´-`*)
もし、転職予定のある方は、きちんとリサーチして、準備万端にしてから退職することをおすすめします。
- 家族と穏やかに過ごせる
- 趣味の時間復活
- 新たな挑戦
子どもがまだ手のかかる年齢ではありますが、現在在宅で仕事をしていることもあり、時間に融通がきくようになりました。
子どもが病気してもそばにいて看病できますし、ちょっと位寝不足になったって、何とでもリカバーできます。
- 経済力
- 社会的地位
- 保育園退園問題
在宅ワークを始めることになったきっかけは「保育園退園問題」です。
退職すれば、当然保育園は利用できませんので、退園になります。
当時長女が年長組で卒園を間近に控えていましたので、何とか保育園を退園させるわけにはいかなかったのです。
私の場合は、就活をギリギリまで続けていましたが、希望の職が見つからず苦肉の策で開業届を提出し、在宅ワークをはじめることになりました。
保育園は収入を問わず自営業でも利用できますので。
何とか、退園を逃れたものの「さてどうしようか…」と考えつつ、何とかやれることを見つけながら生活をしています。
失ったものもあるけど、手に入れたものの方が私には大きすぎて、後悔は全くありません!
退職を決めてから、今の生活に落ち着くまでものすごい葛藤はありましたが、全部自分で選んで決めたこと。
後悔しないためにも頑張るしかありませんね。
子どもの笑顔を見る時間が増えた。
これだけも私の転職は大成功です。
皆さんは、子育て楽しいですか?