妊娠

妊娠糖尿病の管理入院で学んだ食事療法と退院後に実践した分食・おやつ

妊娠糖尿病体験談①

本記事では、私の妊娠糖尿病体験談「入院生活と退院後の食事編」を実際の画像を交えてお話します。

具体的に言うと、妊娠糖尿病の食事療法のメインである「分食」について、入院中に食べたもの・退院後に自分で作ったり選んだりして食べたもののお話です。

「妊娠糖尿病」どんなイメージがありますか?

食べ過ぎ、太りすぎ、食事量やカロリーの制限などが浮かぶでしょうか。

私は妊娠前はどちらかというと痩せ型で、そんなに暴飲暴食するような生活習慣ではありませんでした。

それでも妊娠糖尿病になりました。

ショックは大きく、次のような不安は常にありました。

  • 元気な赤ちゃんを産めるのかな?
  • ちゃんと出産できるのかな?
  • 上の子達のお世話できるかな?

そこで、私の妊娠糖尿病体験から次の点についてお話しします。

  • 妊娠糖尿病になったと思われる原因
  • 食事指導のための入院生活
  • 退院後の食生活 

妊娠糖尿病時の血糖値の乱高下を防ぐには、食事を数回に分割して食べる「分食」は基本的には食事療法となります。

コツをつかめば決して難しいものではありません。

私と同じように、妊娠糖尿病の食事療法・分食で悩んでいる方のお役に立てたらと思います。

1.妊娠糖尿病ってどんな病気なの?

疑問に思う女性のイラスト

少しだけ、妊娠糖尿病という病気についてお話させてください。(知ってる方は飛ばして下さいね。)

妊娠糖尿病とは、妊娠中にはじめて発見された糖代謝異常です。
なお、妊娠前から既に糖尿病と診断されている場合や、妊娠中に“明らかな糖尿病”と診断された場合は妊娠糖尿病には含めませんが、これらは妊娠糖尿病より重度の状態ですので、血糖をより厳密に管理する必要があります。

妊娠糖尿病にかかりやすい要因
  • 家族に糖尿病の人がいる
  • 高年妊娠(35歳以上)
  • 尿糖の陽性が続く場合
  • 以前に大きな赤ちゃんを産んだことがある人
  • 原因不明の流産・早産・死産の経験がある人
  • 羊水過多(ようすいかた:羊水が多い)
  • 妊娠高血圧症候群の人、もしくは過去に既往がある人

私自身は妊娠前はやや痩せ型で、特にこれといった病歴もなく、親族にも糖尿病のものはいませんでした。

しかし、高年妊娠と原因不明の流産があてはまっています。(流産は2度経験あり)

上記の要因がなくても、妊娠糖尿病になってしまう方もいますし、もちろんその逆もあります。

妊娠糖尿病の詳しい解説は、日本産婦人科学会ホームページをご覧ください。

1-1.妊娠中の食べたい欲求・暴食が止まらない

妊娠糖尿病の検査を受けるまでは、尿糖に陽性反応が出たことはありませんでした。

私が妊娠糖尿病を発症したのは妊娠7か月に入る頃で、食後2時間血糖値が高く、再検査をしてもはやり高めの数値が出てしまいました。

後から気づいたのですが、妊娠4か月から妊娠6か月の間に体重が約6キロ増加していて、そのうち3キロは妊娠糖尿病の診断を受けた1か月以内の増加です。

急激に体重を増やし過ぎていたようです。

妊娠中ってどうして、あんなにお腹がすくんでしょうね?

つわりが終わった頃から、いつもお腹が空いた感じがして、頻繁に何かを食べていました。

いつも何か食べたくて食べたくて仕方のない、暴飲暴食状態でした。

普段の3食も大盛で食べ、デザートやおやつもかなり多かったです。

妊娠後期になるほどインスリンの効きが悪くなり、血糖値の上昇が抑えられなくなることから、食べ過ぎによる急激な体重の増加は良くなかったのでしょうね。

1-2.妊娠糖尿病になったらどうすればいいの?

妊娠糖尿病になった時のリスクについては次の章で詳しくお話しますが、まずは「血糖コントロールを食事療法により行う訓練」をするために入院します。

食事療法で血糖値をコントロールできるようであれば、退院後も自宅で食事療法をすることになります。

検査の結果、食事療法のみでは血糖値が抑えられない場合には、自己血糖検査をしつつインスリン注射をしながら生活をします。

私の場合は、診断を受けたらその場で入院の説明があり、数日後には血糖コントロールのための食事訓練・生活習慣を勉強するために数日間の予定で入院生活が始まりました。

2.妊娠糖尿病はママと赤ちゃんにどんなリスクがある?

3羽のヒヨコのイラスト
  • お母さんには「妊娠高血圧症候群、羊水量の異常、肩甲難産、網膜症・腎症など」
  • 赤ちゃんには「流産、形態異常、巨大児、心臓の肥大、低血糖、多血症、電解質異常、黄疸、胎児死亡など」

が起こり得ます。(日本産婦人科学会ホームページより)

妊娠糖尿病と診断された時、先生から「お母さんの血糖値が高いと、大きいのに弱い赤ちゃんが生まれやすい」との説明がありました。

そうならないためにも、管理入院で妊娠糖尿病の食生活について勉強したり、お母さんや赤ちゃんが元気に妊娠期を過ごすための様々な検査があります。

入院期間は検査結果によって異なるので個人差がありますが、数日~1週間以内であることが多いようです。

3.妊娠糖尿病の食事療法・入院と分食

ここからは、私が妊娠糖尿病で入院した際の食事療法についてお話します。

検査や栄養指導以外の時間は好きに過ごしていいのですが、同僚や友人は仕事中だし、子ども達は保育園に行ってるし、スマホを見るか本を読むかしてダラダラと過ごしていました。

3-1.管理栄養士による栄養指導と食事療法の訓練

私は1日1,800kcalを目標に、食事を5回に分けて取ることになりました。

血糖値が急激に増減しないように通常の朝食・昼食・夕食を数回に分けて食べることを「分食」を言います。

例えば1食に食べられるご飯100g(160kcal)にタンパク質・脂質・ミネラルなどの食品と調味料を組み合わせて、必要なカロリー分食べます。

私の場合は入院中は、朝食・昼食・軽食・夕食・軽食の計5回の食事でした。(退院後は実生活のリズムに合わせて「朝食・軽食・昼食・軽食・夕食」に変更しました)

3-2.妊娠糖尿病の入院食「朝食」

入院中に食べた分食「朝食」の画像です。

主菜のお皿にレタスがあって、更にサラダがついてくることもありました。

卵料理や・ソーセージ・魚料理などタンパク質たっぷりのメニューで食べ応えもあります。

私の普段の朝食よりもボリュームがあります。

朝食から昼食まで間隔があくので、この位の量でちょうど良かったと思います。

3-3.妊娠糖尿病の入院食「昼食」


こちらは昼食の画像です。ご飯ものも出ましたが、麺類も食べれて満足!

退院後麺類を食事にするときの参考にしました。

少なめの麺に糖質低めの野菜をたっぷり入れたり、糖質オフの麺を使用すると、ボリュームのある美味しい麺料理を食べることも可能です!

麺料理に合う糖質低めの野菜は、もやし・豆苗・ズッキーニ・キノコ類です。

3-4.妊娠糖尿病の入院食「夕食」

これは夕食です。

なかなかの御馳走ですよ!野菜がたくさん潜んでいますね( *´艸`)

夕食にしては量が少なく感じることもあったのですが、とにかくよく噛んで時間をかけて食べることを意識していました。

人間の満腹中枢が働き始めるのが食事開始から20分程かかるらしいので、ゆっくり食事をすることって大事みたいです。

ちなみに、栄養士の先生が「食べたりない時はレタスをたっぷり食べるのがおすすめ!」とおっしゃっていました。

レタスやキノコ、海藻類は300g位なら好きに組み合わせて食べていいみたいで、妊娠期間中は山盛りのサラダを食べていましたよ。

300gってすごい量ですよね。

計るのが面倒な方は、両手の平に乗る量の野菜を毎食食べることを意識すると良いです。

ドレッシングはノンオイルを選べばなお良く、レタスやキノコや海藻類って食物繊維がとても豊富に含まれているので、妊娠中のしつこい便秘にも効果があったようで、糖尿病食が意外なところで役に立ちました。

3-5.妊娠糖尿病の間食「おやつ」

これは3食以外の間食です。いわゆるおやつですね。

入院中はもちろんお菓子はでませんし、そもそもおやつの量も少ないです。

でも、ふかしいもやゆでトウモロコシってよく噛んで食べるとお腹も満たされるし、栄養価も高く良いことずくめでなんですね。

退院後におやつ作りを自分でしようと思っている方は、食物繊維をたっぷり含んだ食品を選ぶと良いでしょう。

おやつは補食とも呼ばれることから、通常の3食では補えない栄養を摂るのも良いと思います!

規則正しい食事の時間と糖質制限食のおけげで、退院する頃には食事で糖質コントロールできそうな数値に落ち着きました。

3-6.妊娠糖尿病は「食事療法」が基本

この入院中、少しでも運動をして血糖値を下げようと、院内をうろうろ散歩したり、部屋でスクワットしたりしたのが影響し、おなかのハリが強くなり子宮頚管が25ミリまで短くなるアクシデントが起きてしまいました。

どんなに健康な妊婦さんでも無理な運動はやめましょう。

内服でお腹のハリを抑え、様子を見るために3日ほど退院が延びました。

退院後は安静指示が出なかったので、仕事にも復帰し、日常生活を送りました。

ですが、トラブル回避のため「食事療法のみ」で血糖コントロールをすることを固く決心しました。

血糖コントロールは、基本的には「食事療法」で行いましょう。

もし、食事療法で思うようなコントロールができないときは、病院の方で適切な治療を提案してくれます。

自己判断で色々試すのは、個人的には不安が大きすぎてオススメできません。

極端に糖質を減らすと、母子ともに低血糖に陥ってしまい、大変危険です。

血糖コントロールをすることがゴールなのではなく、血糖コントロールをすることで、ママと赤ちゃんの健康を守ることが目的なんですよ。

4.退院後の分食作りと食生活

たくさんの食材とキッチン

4-1.主食は雑穀ごはんがオススメ!

退院後の食事作りは悩みの種でした。

家族はいたって元気なので通常の食事を食べますが、私は同じものを食べることが出来ません。

大変面倒です。

入院中は出てくるご飯を食べるだけでなく、実生活に取り入れることが出来る調理法・食材を覚えておかないといけないんですよ。

どのように調理したらいいか、どんな食材がおすすめなのか、疑問点は入院中にどんどん質問して解消しておきましょうね。

退院後、私が真っ先ににとりいれたのが、ご飯はマンナン入り雑穀米に変更すること。

毎食ではありませんでいたが、家族が白米を食べている時に私は雑穀米を食べたりすることはよくありました。

雑穀ご飯は食物繊維やミネラルも豊富なので、食べてみてお口に合うようでしたらぜひ取り入れてみて下さいね。

1個50g(1単位80kcalですね!)の雑穀おにぎりをたくさん作って冷凍しておくと、普段の食事やお弁当、おやつにも使えたりしてとても便利です!

妊娠糖尿病中も家族のお弁当と自分用のお弁当を作っていました。

勤務日のお弁当には雑穀おにぎりと焼き野菜サラダ、鶏肉や豚ヒレ肉を塩コショウでソテーしたもの、ゆで卵や卵焼きといった、簡単に作れるものだけを詰めて持って行ってました。

雑穀米は冷めても美味しいので、お弁当にも向いてますよ。

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4-2.「ソイジョイ」を妊娠糖尿病のメインおやつにした

おやつとして何を取り入れるか迷いましたが

  • ソイジョイとルイボスティ
  • アーモンドミルクとクラッカー数枚
  • 素焼きのミックスナッツとカフェインレスコーヒー 

この組み合わせはかなり重宝していました。

ソイジョイもクラッカーもカロリーよりも糖質を重視してチョイスしました。

特にソイジョイは、味の種類が豊富なのでまとめ買いしていましたよ。

私はピーナッツ味が好きですが、ご褒美的にフルーツ味のものも食べていました。

まとめ買いならネットショップの方が安いです。

しっかりした甘みを感じるのに、食後2時間後の血糖値計測で極端に高い数値がでたことはありませんでした。

おやつを用意する時間が無い時はアレルギーや乳糖不耐性がなければ「牛乳」を飲みましょう。小さな紙パックのもの1本でも十分です。

おやつを抜くと次の食事の時に急激に血糖値が上がります

おやつも食事療法の大切な1つです。しっかり食べましょう。

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4-3.糖質・タンパク質・脂質・ミネラルをバランスよく!

本来は妊娠中は通常時より少し多めに食事をすることで、ママと赤ちゃんの健康を維持するんですよね。

ですから、決められた範囲内でしっかり食べて下さい!

色々な栄養を取り入れてバランスよくママと赤ちゃんのために食べましょう。

もし「今日は少し食べすぎた」と感じたら、また元の分食の内容に戻す程度で大丈夫です。

血糖値を気にしすぎて食事を抜いたり、糖質を摂らない偏った食事は母子ともに大変危険ですのでやめましょう。

血糖コントロールの食事のコツ
  • 主食は単位を守る(2単位160kcal)
  • 主菜・副菜・汁物は野菜たっぷりでバランス重視
  • コース料理のコツでサラダ→汁→おかず→主食と食べる
  • 食べたりない時は、レタスをおかわり

ミネラル豊富な飲み物「ルイボス麦茶」がオススメ

5.食事療法での血糖コントロールを目指しましょう!

私の妊娠糖尿病体験を食事の画像を交えてお話しました。

1人目・2人目と順調に出産を迎えたので、まさか3人目でトラブルが起きるとは思ってもいませんでした。

不安の大きな妊娠生活ではありましたが、自宅での自己血糖検査やインスリン注射をすることなく、健診時も血糖値を指摘されることなく、出産を迎えることができました。

ちなみに、心配していた血糖値は出産翌日に通常値に戻りました。

ただし、妊娠糖尿病を発症した方は、いったん正常値に戻っても正常血糖の方と比べて約7倍近く糖尿病になる危険があるそうです。

妊娠時に限らず年齢が進むにつれて、食事管理は健康維持の上で欠かせないものとなります。

妊娠をきっかけに、食生活の改善を目指してみませんか?

▼妊娠糖尿病体験談はコチラもありますので、ぜひ読んでみて下さいね!

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