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失業後ハローワークでもらえる手当・就活と保育園利用の話【知らないと損】

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転職を検討されている方は、出来るだけ退職前から転職活動を計画的に行いましょう。

そうすることで「保育園の退園」や「もらえるはずの諸手当をもらえない」ということが避けられるかもしれません。

何故このようなことをお話しするかというと、私自身が実際に困ったからなんです。

  • 就職先が決まらない
  • 保育園退園の危機
  • 失業が保育園にばれた
  • 条件によっては失業手当はもらえない

今だから言えるのですが、退職前からきちんと情報収集をして行動していれば、大きな不安を抱えずに済んだことが多々あります。

この記事では、保育園を利用しつつ転職活動を検討されている方向けに「失業後の保育園利用とハローワークでもらえる手当と就活の方法」について次の点をお話します。

この記事で分かること
  • 失業後の保育園利用と注意点
  • ハローワークを利用し、失業中・再就職後にもらえる手当
  • 就職活動の進め方

「知らずに損した!」とならないよう、ぜひご一読いただければと思います。

1.失業時の保育園退園の猶予は自治体によって違う

バツサインをだす主婦のイラスト

転職・退職を意識したらまず最初に確認すべきことがあります。

それは、失業後の保育園退園までの猶予期間です。

求職中の保育園利用条件は各自治体によって違うようですよ。

1-1.「求職中」が理由の保育園利用は1~3か月

保育園の利用申し込みをする際の書類を覚えていますか?

「家庭で保育をする人が仕事などの理由として、子どもが日中保育を受けられない状況にある場合」保育園を利用することができます。

失業後の保育園利用の期限は自治体によって期限は異なりますが、だいたい1か月~3か月となります。

この期間中は「求職中」が理由であれば保育園を利用することができます。

もし、再就職の予定が無ければ保育園利用の理由を満たしませんので、原則保育園の利用はできず退園となります。

1-2.失業・就活は【事前に】保育園へ報告する

保育園の先生方との信頼関係が築けていますか?

実は、私は失業した際にすぐには保育園の先生方へ報告をしませんでした。

 

その理由は次の3点です。

  • すぐに再就職するつもりだったので、それからでもいいと思っていた
  • 他のお母さん方も、報告せずに就職活動をしていた
  • ばれたら退園と思い込んでいた

私の場合は、就活がうまくいかず退園まで1か月となった頃に、退園までの期間が延長できないか自治体の保育課へ相談に行きました。

結局、保育課から保育園へ「保育の理由が求職中に変更」の書面が通知され、後ろめたさ全開の形でばれるという最悪のケースになりました。

ちなみに、保育園へバレるケースは「他のお母さんのウワサ話」が圧倒的に多いそうです。

やはり、第三者からバレるのは非常に後味が悪いものですよね。

大事な子どもを預けている保育園。

保育園を継続利用したい気持ちは本当に分かりますが、後ろめたい気持ちを抱えたままにするよりは、きちんと自分の口で話した方が信頼関係を壊さずに済みます。

 

ちなみに、私の保育園のケースですが、同じクラスのお母さんの話で後から知った話。

園長先生はお母さんたちのバックアップを本当に大事にしていて、失業した場合でも納得のいく再就職先が見つかるまで退園せずに済むよう、色々と計らってくれるようなんです。

お母さんが安心して働けるよう、子どもの預け先に困らないよう、かなり配慮してくださっているらしく…。

先に保育課へ行ってしまった私の場合は、もう取り返しがつかない状況(期限=退園)になってしまいました。

もっと先生方を信頼して、退職前から相談しておけば良かったと本当に後悔しています。

そうすれば、退職時期を変更したり、就職活動をもっと早くから取り組んでいたかもしれません。

保育園を退園することになるかもしれないと悩んで、不安で眠れない夜を何日も過ごすことはなかったかもしれないですね。

 

保育園への報告に関する点については、今でも後悔だらけです。

皆さんも思うところはあるでしょうが、後で取り返しのつかないことにならないよう「退職の予定があることを事前に報告し、今後の相談をすること」をおすすめします。

 

「退職前に」

 

これがポイントです。

1-3.就職活動の方向性を定める

転職をするとして、就職活動をどのように進めるか、ある程度の目途はたっていますか?

  • ハローワークを利用する(就職相談・職業訓練)
  • インターネットで転職サイトを利用する
  • ツテ・コネを最大限に活用する

失業前に就職先が決まっていない場合は、保育園を継続して利用するためにも、退園期限までに再就職先を決める必要があります。

年齢や家庭環境にもよりますが、就職先を探すのはかなり厳しいと考えておきましょう。

ハローワークの就業相談・転職サイトの利用を早い段階で始めておくことが就活成功のカギです。

求人数が圧倒的に多く、未公開求人も持っている「リクナビNEXT」は情報収集のために登録しておいて損はないでしょう。

職務経歴や希望条件を登録しておくことで、企業側からのアプローチを受けることもできますよ。

 

ハローワークの就職相談だけでなく、再就職につながるものは1つでも多く利用しましょう。

就職活動で悩んだ時や履歴書作成に悩んだら「リクナビNEXT」の無料適性診断はオススメです。

自分自身の強みを武器にした書類選考資料の作成や、面接のアピールポイントに活用しましょう。

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2.ハローワークを利用した就職活動でもらえるお金

ハローワークを利用して就職活動を行う場合には、条件によって様々な手当てが支給されることがあります。

注意点は、このお金は申請することでもらえる手当ですので、知らずにいたら本当に損します!

手当の種類と条件をまとめますので、該当する方はぜひ申請しましょうね。

2-1.求職者給付金(失業手当給付金)

失業手当をもらえるのは次の方です。

  • 失業している方(アルバイトや無報酬の手伝いの場合も申請が必要となります)
  • 雇用保険の被保険者として1年以上雇用されていた方(※過去に手当を受けた場合は、その支給後の期間のみ通算。育児休業給付金の支給期間も除外
  • 就職する意思があり、職業紹介に応じることができる方

支給される金額は、年齢や雇用期間によって異なりますので、概算額を事前に把握したい方はウェブサイト「知らないと損をする失業保険」に失業保険の自動計算ツールがあるのでチェックしてみて下さいね。

なお、失業手当の給付を受けるためには退職先から「離職票」をもらわないと受付できないため、退職後に必ず受け取りましょうね。

2-2.再就職手当

条件が細かく設定されていますが、再就職が決まり失業手当の残日数が3分の1以上残っている場合は申請をしてみましょう。

再就職手当の手続きには次の注意点があります。

  • ハローワークに再就職を届け出ること
  • 就職日の翌日から1か月以内に申請すること

審査が通れば支給決定通知が、審査に落ちれば不支給決定通知が届きます。

申請理由が雇用による就職の場合であれば、安定した職業として認められ支給決定になる可能性も高いでしょう。(アルバイトなどの不定期な労働条件は審査は難しいかもしれませんが、相談の余地はあると思います。)

自営業の場合は、ある程度の収入が見込め、1年以上安定して事業が続けられることが審査時に求められます。

※再就職手当を受給した後、再就職先に6か月雇用され賃金が離職前に比べて低下していると「就業促進定着手当」の支給が受けられる場合があります。該当する場合は、ハローワークの担当課に問い合わせることで、追加で給付金がもらえるかもしれませんので、忘れずに問い合わせましょうね。

2-3.就業手当

失業給付を受ける前に再就職し、再就職手当の審査に落ちてしまっても「就業手当」をもらえるかもしれません。

  • 就業日前日までの失業手当の残日数が3分の1かつ45日以上ある
  • 再就職手当の支給対象にならない職に就いた(再就職手当審査に落ちた)
  • 離職前の雇用先に再度雇用されていない
  • 失業手当の受給決定前から採用が内定していた事業主に雇用されていないこと

上記の条件はありますが、アルバイトやフリーランスで働きはじめた方でも給付を受けられるチャンスがありますので、まずは申請してみましょう。

実は、私は保育園利用に「自営業」が認められることを知り、在宅起業をしました。

ですが、収入が乏しく安定しないことから「安定した職」とは認定されず、再就職手当の審査には残念ながら落ちてしまいました。

ハローワークの担当の方から、この「就業手当」のことを教えていただいたんです。

就業手当は失業手当や再就職手当よりは金額はグッと下がって「失業認定時の基本手当×30%」となります。

金額としては本当に少額ではありますが、もらえないよりはずっといいです。

私は、失業手当の待期期間と保育園退園の期限の関係から、もらえるお金は無いと思い込んでいました。

失業手当がもらえなくても、再就職手当がもらえれば金額的には大きいですし、それが一番良いですよね。

でも、少額とは言え就業手当をもらえましたし、保育園退園も避けられたので、今はそれで十分だと思っています。

就活は全力でやる!手当は条件次第で申請!

失業から保育園退園までの期限とハローワークで再就職活動をした際にもらえる手当についてお話しました。

手当に関しては、もらえる条件が細かく設定されているため、まずはご自身が対象となるかを確認しましょうね。

せっかくの制度ですからもらえるものはもらいましょう。

そして保育園退園を避けるためには、就職活動の成功は絶対に欠かせません。

今、転職を検討されている方は、必ず失業から保育園退園までの期限を調べておきましょう。

退園までの猶予期間によっては、就活はかなりタイトなスケジュールになります。

ハローワーク利用と同時に転職サイトへの登録もお忘れなく。

最後までお読みいただきありがとうございました。

皆さんの条件に合った、希望の就職先が見つかりますように!

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