私が過敏性腸症候群の診断をされてから5年以上が経ちます。(症状はもっと早くからあったのですが)
- 子育てしながらの通院が非常に苦痛
- 薬を飲まないとすぐ再発する
こんな理由から、すっかり病院から遠のいてしまった私。
でも、突然の下痢や腹痛は何とかしないと、外に出ることもままなりません。
そこで、私はドラッグストアで市販薬を購入することにしました。
市販薬を飲み始めてから約2年が経ちますが、今のところ、何とか過敏性の症状とお付き合いできていると感じています。
そこで、本記事では
- 私がストッパを選んだ理由
- 薬剤師さんに勧められた市販薬
この2点についてお話していきます。
過敏性腸症候群の私がストッパを選んだ理由

私がストッパを初めて購入したのは、ドラッグストアの薬剤師さんに勧められたこともありますが。
ですが、その後も飲み続けているのにはちゃんと理由があるのです。
私がストッパを飲み続ける理由はこの5つ
多数ある下痢止めの中で、ストッパを飲み続けているのは次の5つの理由からです。
- 類似品と比較しても安価
- 水が要らない
- 副作用が起きたことが無い
- 飲みやすい味
- 1回1錠飲めばよい
でも、初めてドラッグストアで過敏性腸症候群に効果のある薬を買おうとした時、薬剤師さんに勧められた製品が、次のようなものでした。
- 1箱価格が安い
- 1度に4錠飲む
- 飲料水必須
お腹が痛いというストレスを抱えている時に、わざわざ水を調達して4錠飲む…
しかも1箱辺りは安いかもしれないけど、1回に4錠飲むからすぐに次のものを購入する必要があるんです。
良いお薬なのかもしれませんが、ちょっと私には合わないと感じ、別の商品が無いか尋ねたところ「ストッパ」を勧められました。
有名なCMにあるように、(体感的に)飲んですぐ効くものではありませんし、毎回必ず腹痛・下痢が治まるとは言えませんでした。
それでもストッパを飲むことで、トイレに行くことなく用事を済ませられることも増えてきて、少しずつ外へ出る恐怖心を取り除けるようになりました。
ストッパの主な特徴5つ
ストッパの主な特徴としては次の5つが挙げられます。
- 便秘になりにくい
- 1日3回まで飲める(4時間以上間隔をあけて)
- 溶けやすい
- 早い人は10分で効果を感じる
- 眠くなる成分が入っていない
私は効果が出はじめるのに20分程かかり、腹痛に耐え続けるのが辛いので、とにかく早めに飲むことを心がけています。
もしかしたら…と感じたらすぐ飲みますが、ストッパで腹痛が取れなかったときの事を考えて、早めのトイレリサーチは必須ですけどね!
ちなみに、妊娠中の服用は医師と要相談、授乳中は丸一日以上授乳間隔をあけた上で溜まった母乳を絞り出す事となっていますので、ご注意を。
実は、ストッパ以外の薬も常備しています

ストッパを飲み始めて1年半程が経過した頃に、どうしてもトイレ離席が難しそうな学校行事があり、欠席もできないため、もう少し効き目がありそうな薬を求めてドラッグストアへリサーチに行きました。
もちろん、自己判断せず薬剤師さんに相談です。
すると、病院で処方される成分とほぼ同様のものがあるとの事で、今回は出来るだけ確実に止める必要があったため、その製品を試してみることにしました。
ロペラミド配合の下痢止めも常に携帯してます
処方薬に含まれるものと同じ成分とは「ロペラミド塩酸塩」です。
トメダインコーワフィルムはフィルム状で飲みやすく、効果が出るまでの時間が比較的短いですし、お腹のジクジクする感じが多少残っていても我慢できる程度なんです。
今のところ、どうしても!という時だけしか飲んでいませんが、きちんと効いていますし、副作用も出ていません。
ただ、体への負担を考慮し「本当にどうしても」の時だけ飲むようにしています。
もし、ストッパの効果がイマイチだと感じたら、お近くのドラッグストアで相談されてみるといいかもしれませんね。
下痢止めの薬は「予防薬」としての使用は勧められていませんが、トイレに行くことが困難な状況の外出は100%お腹を壊すので、予防的に飲んでいます。
バスに乗る前とか、映画館に入る前とか、行動を起こす直前に飲んでおくことで結構助かってるんです…。
(「眠気」の副作用があるため、運転時には飲めないのがちょっと困るのですが)
セルフメディケーションを利用することも検討
市販薬を飲んでも効果を感じられず下痢が長引くときは、やっぱり病院を受診し、然るべき治療を受けることが大切だと思います。
もし、病院を受診して過敏性腸症候群の診断をされたなら、ドラッグストアでも専用のお薬を購入することが出来るんですよ。(田辺製薬のセレキノンSが該当します)
セレキノンSは、過敏性の予兆を感じた瞬間から飲めますし、下痢型・便秘型・混合型の型にとらわれずに使用することが出来ます。
ただ、あくまでも「受診歴があり、症状が再発した方」を対象としているため、受診歴のない方はまずは病院へ…ということになります。
購入時には薬剤師さんのカウンセリングが必須になりますが、市販薬で専用薬が購入できるのは本当にありがたいですよね。
少しだけ外出のプレッシャーが和らぎました!

実は、私は現在「過敏性の症状」では通院していません。
だって、診察の待ち時間に過敏性の症状が出て、トイレに行っている間に順番飛ばされるんですもの…
それに、ドラッグストアで買える市販薬が予想以上に効いたこともあります。
分からない事は薬剤師さんに質問すれば、きちんと教えてくれます。
「買う・買わない」はさておき、市販薬を飲むか迷ったら一度相談してみるのはありだと思いますよ。
それと繰り返しになるのですが、長引く下痢に関しては「まずは受診」です。
病気に関しては自己判断が一番怖い。
私も今は市販薬でそこそこ落ち着いていますが、状況が変われば受診しますよ。
あなたの腹痛も落ち着くと良いですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。