本記事では、安い・軽い・吸引力良しのオススメのコードレスクリーナー
「ハイコーキ(HiKOKI)R10DAL」のレビューを紹介します。
これまで、コード付きのキャニスター式掃除器を使用していたのですが
- 1階と2階の移動が面倒
- 重くて階段は掃除機をかけたくない
- そもそも掃除機をかけるまでの準備がイヤ
といった感じで掃除機をかけるハードルが上がっていました。
楽に掃除機かけをしたくて、検討してみたのはスティック型のコードレスクリーナー。
でも、コードレスクリーナーを使ったことが無く、ダイソンなどの高価なものをいきなり購入するのはちょっと不安に思いました。
- 安い(1万~1万5千円程度)
- 軽い(家中を掃除しても疲れない)
- 手入れが簡単(充電とゴミ処理)
国内メーカーや海外メーカーを見てコレだ!と感じたのは
「ハイコーキ(HiKOKI)コードレスクリーナーR10DAL」でした。
※ハイコーキ(HiKOKI)は旧日立工機の現在の名称です。
この掃除機を購入してからは、毎朝の掃除機かけがかなり楽になりました。
一年以上使用して感じたR10DALの特徴とオススメポイント・注意点をまとめましたので、掃除機選びの参考にしていただければと思います。
ハイコーキR10DALの付属品とスペック
届いてすぐ開封したらこんな感じでした。
緩衝材で梱包されることもなく、持ち上げたら非常に軽いので、ちょっと安っぽい感じがして不安感。
でも、よくよく考えると「軽いスティック型のコードレスクリーナー」を購入したんだから、持ち上げた時に軽くて当然ですよね。
R10DALの付属品
中には次の物が入っていました。
- 本体
- 床用ノズル
- 延長管
- スキマノズル
- 急速充電器
- 蓄電池
- 保証書兼取扱説明書
スタンド等の保管用品は付属されていません。
後述しますが、スペースが確保できるならスタンド、スペースが無ければフック掛けで保管すると破損防止になりますよ。
R10DALの仕様(スペック)
ハイコーキR10DALの公式基本スペックは次のとおりです。
吸い込み仕事率 | 強:24W、標準:18W、弱:10W |
集じん容量 | 560ml |
連続使用時間 | 強:約13分、標準:約17分、弱:約25分 |
電圧 | 10.8V |
充電時間 | 約30分 |
重量 | 約1.0㎏(ノズル・蓄電池セット後) |
寸法 | 約98㎝(床用ノズルセット後) |
30分程の短時間充電で、標準の強さであれば約17分は連続使用が可能です。
4LDKのわが家で、1回の充電で2日連続で使うと途中で充電が切れるので、充電している間に他の事を済ませます。
掃除機かけの中断が気になる方は、初めから予備のバッテリーを購入しておくとストレスなく使うことが出来ますね!
マキタ高機能フィルターの併用で粉塵カット
ハイコーキR10DALにも元々オリジナルフィルターがセットされています。
しかし、フェルト生地のような厚みのある素材のため、ホコリや髪の毛が絡んでゴミ処理が面倒とのレビューを目にしました。
目詰まりしやすいフィルターは吸引力がガタ落ちするので出来れば避けたいところ。
また、ゴミ処理のたびに水洗いするのは正直面倒です。
そこで、マキタの高機能フィルターが使えるとのレビューを目にしたので、併せて購入しておきました。
マキタの高機能フィルターはサラッとした素材でできているので、ゴミ処理時に表面についたホコリや髪の毛等もそれなりにキレイに取れます。
サイズは互換性がありフィットするものの、カチッというセット音がならないので、ちゃんとはまっているかどうかが分かりにくいです。
数回使ってみて今のところ支障はありませんし、掃除中の粉塵等も全く気にならないので、フィルターはきちんと使えているようです。
ハイコーキR10DALを買う際は、マキタの高機能フィルターも併せて使用することをオススメします。
ハイコーキR10DALの使用感と注意点
私が使用してみて良かった点・注意点をまとめました。
充電は20~30分程と短時間で完了
充電の目安は20分~30分で、充電中は赤いランプが点灯し、完了すると赤いランプが点滅します。
基本的には標準の強さでも十分ごみを吸い込みますが、車内清掃やカーペットは強にした方が絡んだ髪の毛や粒の大きなゴミもしっかり吸い込んでくれますよ。
1回の充電で4LDKの戸建てを2日間掃除できるので、充電の持ちはそこそこ良いようです。(途中で切れることもありますが…)
充電が残り少なくなると、明らかに吸引力が落ちるのですぐに分かります。
使い続けるうちに、充電しても使用時間が短くなることがありますが、それは「蓄電池の寿命」です。
新しい蓄電池と交換しましょう。
ちなみにわが家では一年経過した今でも初期の蓄電池をそのまま使用していますが、フル充電で少し持続時間が落ち始めた感じがします。
そろそろ新しい蓄電池を買う頃なのでしょうね。
操作はワンタッチパネルで簡単
スティック型のコードレスクリーナーはトリガースイッチで操作するものもありますが、掃除している間トリガーを握ってるのって疲れないのかな。
R10DALは操作パネルを押すだけなので簡単。
標準ボタンを押すと標準の強さ、2度押すと弱に切り替わり、強は単独ボタンとなっています。
せまい部分や棚はヘッド交換で楽々掃除
付属品のスキマノズルを単体でセットすれば、ハンディクリーナーにもなります。
窓の枠や棚、狭いスペースのスキマ掃除などに重宝します。
実は、本体の差込口が斜めになっているので、本体のみでもしっかり掃除できるんですよ。
また、私がやりたかったエアコンフィルターの掃除機かけ。
本体を持ち上げても軽いので、エアコンなどの高い場所も楽に掃除できます。
軽い掃除機を使う事で、掃除機かけのハードルがかなり下がったことを実感しています。
二日間掃除した後のゴミとフィルターも簡単処理
ダストカップを回転させて外すだけでゴミ処理が出来ます。
出来るだけベランダや玄関先などの屋外で処理した方が、部屋にホコリをまき散らさずに済みます。
子どもが遊んだ後のレゴブロックやラキューも吸い込んでしまう吸引力ですので、大切なものは事前に片付けておかないといけないですね。
フィルターに残ったゴミは100円ショップのお掃除ブラシででササっと払い落とせます。
1つ難点があるとすれば、フィルターの接続部分にゴミが溜まりやすいこと。
ダストカップを開けると、接続部分にゴミが溜まっているので、綿棒やハケなどで取り除く必要があります。
ゴミがガッチリ絡んで取りづらいということはないので、毎回のゴミ処理ついでにササっと取り除く程度で大丈夫です。
※マキタ高機能フィルターは公式で定期的に水洗いをすることを推奨していますので、長持ちさせるためにも面倒がらずに時々洗いましょう。
※わが家ではフィルターを洗う時に、ダストカップやノズルも丸ごと洗って干しています。
自走式でないためカーペット掃除はコツが必要
自走式掃除機とは…掃除機のヘッド部分のブラシを回転させるモーターがついているもの。
R10DALは自走式ではないため、手動で力を加えながら掃除機をかける必要があります。
フローリングは滑りが良いので、ほぼ力は要りません。
ただ、毛足の長いカーペットは少し滑りが悪く重く感じます。
そんな時は、掃除機を「押したり引いたりしながら」動かしやすい方向にゆっくり移動させましょう。
モーターがついていない分ヘッドは軽いですし、ブラシが無いから毛を取り除くというお手入れから解放されるのは大きなメリットなんですけどね。
落下防止にハンドストラップの使用推奨
ハイコーキR10DALは重さ約1kgで本当に軽いです。
でも、家中掃除しているとさすがに手が疲れますし、どこかにぶつけて手が離れる可能性もあります。
落下で破損させないためにも、掃除中はハンドストラップで手に固定しておきましょう。
不意に手が離れても安心です。
自立できないのでスタンドか壁掛け推奨
スリムなので、特に邪魔にならないと思い壁に立てかけていたのですが、子どもが倒してしまいました。
すぐに使える場所に置いていた私も悪いのですが、やはりスタンドに立てるかフックなどで壁掛けして破損防止をした方が良いです。
「山崎実業」のスタンドがコンパクトでサイズもピッタリです。
割と安価ですので、掃除機と一緒にリサーチしてまとめ買いしておけば良かったと反省。
長く使うためにも、できるだけそのまま立てかけないことをオススメします。
ハイコーキスティッククリーナーレビューまとめ
安くて軽いスティック型コードレスクリーナー「ハイコーキ(HiKOKI)R10DAL」を紹介しました。
とにかく軽い掃除機が欲しい
スティック型のコードレスクリーナーを使いたい
掃除機かけのハードルを下げたい
こういった方にピッタリの掃除機です。
購入以降は、毎朝掃除機かけをするようになりました。
それくらい、楽に使えます。
これからスティッククリーナーを使ってみたい方「ハイコーキスティッククリーナーR10DAL」ぜひ検討してみて下さいね。