子どもが寝る前の決まり事がありますか?
3人の子どもたちを育てながら意識していたのは
出来るだけ小さい内から
同じ時間に同じ行動をとるようにしておくこと
入眠しやすい環境を整えると良いようですね。
もちろん、その日の体調やスケジュールによって、なかなか眠れなかったりすることはありますが。
わが家の寝る前のスケジュールはこんな感じ。
- おふろ
- トイレ
- 絵本
- 消灯
- おしゃべり
だいたいこれがが定番の流れになっています。
絵本のアンコールが多くて時間がかかった時は、もう一度トイレに行ったりすることもありますが、流れそのものはずっと変わっていません。
すっかり習慣化しているので、寝室に行くと子どもたちの方から「絵本読んで」とせがんできます。
私がチョイスしたものを読んだり、子ども達で決めてみたり。
毎日絵本を読んでいると、子どもたち自身に「寝る前に読みたい本」というものが出来てくるようです。
本記事では、わが家の3きょうだいがセレクトした「寝る前に読んで欲しい絵本」と私が「入眠時にピッタリだと感じる絵本」を全部で5冊紹介します。
低月齢児さんにおすすめの短めの絵本
0歳~1歳くらいのお子さんですと、長めのお話は途中で飽きてしまい、かえって機嫌が悪くなったりすることもあるんですよね。
短めのストーリーであれば、最後まで聞けるでしょう。
また、眠る前ですので、出来るだけ優しい穏やかな絵のものを選びましょう。
あそぼうよ
私が住む自治体の絵本推進事業で頂いた絵本「あそぼうよ」
優しいタッチの色使いがとても好みなんです(´-`)
作者のレオ・レオニは「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カール氏の才能を見出し、絵本の仕事を勧めた方だそうですよ。
すごい!
教科書に「スイミー」が掲載されていた世代の方は、知らず知らずのうちにレオ・レオニ作品に触れていたんですよね。(まさに私がこれ)
「あそぼうよ」は切り絵スタイルの優しい雰囲気で。
主人公のねずみくんが一日を過ごす様子を描いており、お話自体は短いので、低月齢児さんから読めるおすすめの絵本です。
おつきさまこんばんは
「おつきさまこんばんは」は、子どもが通う園や小児科でよく目にしていた絵本。
おうちでも読みたくて購入しました。
この絵本は左のページに文章、右のページに絵と分かれていて
子どもがのぞき込んできても、文章を読み上げるのに邪魔にならず、個人的には結構助かってます。
読み聞かせ中の小さな子って、夢中になると身を乗り出して手でページをふさいじゃうんですよね(笑)
お話がすすめられないことなんてしょっちゅうです。
でも、それくらい子どもが興味津々になる絵本だということでもありますね!
おつきさまのニッコリやさしいお顔に、子どもも思わずニッコリなりますよ。
「夜だよ(=寝る時間だよ)」をお子さんに意識づけできる、ピッタリの1冊です。
少し長めのお話が聞けるようになったら読みたい絵本
おやすみはたらくくるまたち
働く車が大活躍の「おやすみ、はたらくくるまたち」です。
この絵本は、遊びたくてソワソワして眠れない、私の息子へ買ってあげた絵本です。
働く車たちが
昼間は一生懸命に働き
夕方になる頃にはクタクタに疲れてきて
夜になったら眠る
一日の生活がそのままストーリーになっています。
もともと「はたらくくるま」が大好きだからすぐ興味を持ってくれました。
実はこの本には「おはよう、はたらくくるまたち」もあります。
「おはよう」というタイトルがついていますが、朝起きてから眠るまでの「はたらくくるまたち」の一日を描いています。
こちらはさらに働く車の種類も増えていて、働く車大好きっ子にピッタリの1冊です。
おばけとおやすみ
子どもが眠るためのしかけが施されている絵本「おばけとおやすみ」。
こちらは寝かしつけ専用の絵本です。
子どもと一緒に、絵本の中のおばけ達を寝かしつけていくのですが、最後の子守唄を口ずさむころには本当にあくびが出てくるんですよ!不思議・・・。
ゆっくり読んでも5分ほどしかかからないので、絵本に興味を持ち始めたお子さんであれば最後まで読み聞かせることができるでしょう。
寝かしつけ方法に行き詰まったら、ぜひ読んでみて欲しい絵本です。
寝かしつけに対する考えが変わった絵本
おやすみロジャー
さいごに「おやすみロジャー」を紹介します。
テレビや雑誌で話題になり、ちょうどそのころ寝かしつけに悩んでいたので、迷わず購入しました。
今でこそ絵本を読んだら消灯する習慣がついた子ども達ですが…
末娘の寝ぐずりや、体力が有り余って眠れない長女・息子達を全員同時に寝かしつけることって本当に苦戦するんです。
この「おやすみロジャー」では、行動科学と心理学に基づいたテクニックが織り込まれただけじゃなくて、「快眠セラピスト」の観点からの睡眠の大切さと寝かしつけのコツを巻末で紹介しています。
実は、この巻末の話が、今の睡眠習慣にとても役立ったと感じています。
肝心の本編ですが、話のボリュームが多いため、残念ながら低月齢児向けではありません。
10分ほど、じっとお話を聞けるようになった頃から、効果があると思います。
うちの末娘が最後まで聞けたのは2歳半頃でした。
そして、読み終わるころにはかなりの確率であくびが出ます!
(お子さんによっては読んでる最中に寝てしまったりするらしいですが)
注意点としては、読み手も眠くなること
寝落ちしてはいけない大切な用がある時は、読まない方がいいかもしれません。
なかなか眠れないお子さんに困ったら試してほしい「科学に基づいた」1冊です。
これでもう、寝かしつけはバッチリ…かも?
寝かしつけ前に読んであげたいおすすめ絵本を5冊紹介しました。
- 刺激が少なくおだやか
- 一日の出来事を振り返ることができる
- 今から眠ることを想像させる
こういった絵本を選ぶと、ゆったりした気分で眠りにつけるのではないでしょうか。
たまに、絵本をたくさん読んで欲しくていつまでも読み聞かせが終わらないときがあります。
何回も続くようでしたら照明のタイマーセットも1つの手です。
電気が消えたら読めないので、あきらめてもらいましょう(笑)
それでは健やかな良い眠りを・・・!