本記事では、私が婦人科検診を受けたきっかけと、体験談をお話します。
みなさんは婦人科検診受けてますか?
婦人科検診は何歳から受けるべき!という明確な基準はありませんが
女性の乳がん罹患率は、30歳代から増加を始め、子宮頸がんの罹患率は、20歳代後半から40歳前後まで上昇傾向
- 子宮頸がんは20代後半
- 乳がんは30代
には定期検診を始めた方が良さそうですね。
私は、生理不順が酷く、20歳の時にはじめて婦人科を受診しました。
その時点では特に異常は見られなかったのですが、そこから定期的に通院しはじめ、「検診」として婦人科を訪れたのは28歳です。
そこからは2年おきに「子宮頸がん検査」を受け、30代後半からは「子宮がん検査」に加えて「乳がん(エコー検査)」も受けるようになりました。
毎年検診を受ける理由の一つに、
私の親族に婦人科の病気で亡くなった方がいるから。
がんだと知った時もショックでしたが、お見舞いに行った時の姿を見て症状の重大さを知りかなりのショックを受けました。
私の子どもたちは、まだまだ自分たちで暮らしていけるような年齢ではありません。
私の健康を守ることは、子どもの未来を守ることにもつながると信じて検診を受けるようになりました。
検診で全ての病気が判明するわけでも、判明しても必ず治せるわけではないことも十分理解しています。
でも、早期発見することで、治療出来る可能性が高くなることもあるんです。
まだ婦人科検診を受けたことがない方・定期検診をされていない方に読んでいただければ幸いです。
婦人科検診って何をするの?
婦人科検診イコール「子宮頸癌に対する細胞診」と考えるのが一般的です。時代背景により病気の内容や受診者の求める検診精度が変わるため、検診の内容は変わるべきものです。この代表的な例として、乳がん検診があげられます。早期診断により乳房温存手術が可能となり、また抗がん剤治療のみで治ることを受診者が知っている場合には、触診では診断できないレベルの微小がんの診断を期待します。
乳がん検診
マンモグラフィ(乳房X線検査)や乳腺超音波(エコー)検査、乳視触診などがあります。
私が毎回検査を受けている病院では、30代の内はエコー&視触診、40代になったらマンモグラフィを取り入れて検査するよう勧められています。
マンモグラフィ検査
マンモグラフィは石灰化のある乳がんの発見に適していますが、X線を使用するため妊娠中の検査は不向きです。私はまだマンモグラフィ検査の経験はありませんが、40代になったら自治体から乳がん検診のクーポンをいただけるので、マンモグラフィ検査を受けてみます。(約5分ほどの検査)
乳腺超音波検査(エコー)
マンモグラフィ検査が出来ない妊娠中などの場合は、乳腺超音波検査(エコー)をします。エコー検査では、しこりの良性、悪性の診断が可能となるそうです。(5分~10分ほどの検査)
診察台に横になり、胸全体・脇のあたりまで視触診と併せてしっかりまんべんなく見ていただきました。
また、月に1回程度良いので、入浴時などにしこりができていないかセルフチェックを取り入れるを勧められました。
先生がおっしゃるには、乳輪直下や脇のあたりは分かりづらく見落としが多いとの事。
セルフチェックで違和感を感じたら、どの部分にどのような違和感を感じたのかをメモし、すぐに受診をしましょう。
子宮がん検診
子宮頸がん検査
内診台に上がった状態で、婦人科医が子宮頸部を綿棒などで軽くこすって細胞をとり、顕微鏡でがん細胞がないかを調べます。
子宮体がん検査
方法は子宮頸がん検査と同じですが、子宮の奥のほうにある部分(子宮体部)の細胞を採取し、顕微鏡で観察する検査方法です。
経膣エコー検査
細い超音波器具(プローブ)を膣内に挿入し、子宮がんだけでなく卵巣の変化や子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣のう腫・卵巣腫瘍などをより詳細に観察することもできます。
婦人科検診って痛いの?
私の経験から言うと、乳がん検査は痛みはありませんでした。
ただ、子宮頸がん検査は中の組織を取る必要があるため、ジクジクするような感覚と異物感はあります。痛くは無かったですよ。
ただ、検診や受診で婦人科に長く通い続けるためには、相談がしやすく信頼できる病院である事はとても大事で、先生や看護師さんとの相性って個人的にはあるんじゃないとか思っています。
もし、一度も婦人科に通ったことがない方は、お友達やお知り合いの方に検診を実施している病院をオススメしてもらうのも良いかもしれません。
人間ドックと検診予約サイト EPARK人間ドックにて、婦人科検診の詳しい解説がされているのでぜひ参考にしてみて下さい。
サイト内で婦人科検診を実施している病院の検索もできますよ。
婦人科検診受けてみましょう!
婦人科検診の内容と私が検診を受けた時の体験談をお話しました。
婦人科検診を受けたことがない方も、妊娠中の検査項目としてがん検診があると思いますので、そこで初めて検査を受けるケースも多いかもしれません。
婦人科検診はがん検診だけでなく、性器の炎症や感染症などが見つかることもあります。
現在は子宮頸がんに関しては予防接種、乳がんであればセルフチェック等の「自分で自分を守る方法」も勧められています。
症状があっても無くても、婦人科検診を受けたことないよ!という方は健康な未来のためにぜひ受けてみましょう!