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子どもの冬の感染症「感染性胃腸炎・インフル・RS・溶連菌」症状と対策を紹介

寝ている子どもに寄り添うママ
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寒さが増し、冬が近づいてくると子どもの感染症が急増します。

子ども達が通っている園でも感染情報をいただいたりと何かと病気にかかりやすい季節ですね。

今回は冬の季節に多くみられる感染症のうち「感染性胃腸炎(ノロウイルス・ロタウイルス)」「インフルエンザ」「RSウイルス感染症」「溶連菌感染症」にスポットをあて、その症状と家庭でできる対策について紹介していきます。

感染性胃腸炎

この時期によくみられるのは「ノロウイルス」「ロタウイルス」による胃腸炎です。

どちらも、感染力が強く便の中に長くウイルスが残る可能性があることから、吐しゃ物・便の処理を的確に行い、手洗い・うがい等でウイルスを広げないように気がける必要があります。

手洗いの写真

ノロウイルス感染症

ノロウイルスは秋ごろから流行が始まり、熱はそんなに高くないものの「吐き気」「おう吐」「下痢」の症状が出ます。

おう吐した際にウイルスが広がりやすいため、処理をされる方は使い捨てマスク・使い捨て手袋・新聞紙・次亜水・使い捨て雑巾を駆使してしっかり処理しきってしましましょう。何度もおう吐が続くと心折れそうになりますが、完全に症状が無くなるまでは根気強く続けましょう。

ロタウイルス感染症

流行の時期としてはロタウイルスはノロウイルスより少し遅れてやってきます。

ロタウイルスの特徴として有名なのは「白っぽい便」です。後は、高熱や頻繁なおう吐下痢が続きます。感染力も強く、脱水を起こしやすいことから低月齢児さんは入院を勧められることもあるようです。

うちの3児ももしかしたら感染したことがあるのかもしれませんが、かなり頑丈な腸なのか下痢をした覚えがないんですよね・・・。おう吐を伴う風邪を引いたことはあるので、もしかしたらそれだったのかもしれませんが。

長女はロタの予防接種は受けていませんが、2子以降は長女が保育園から持ち込む可能性が高いため迷わず予防接種をしました。ワクチン代高額ですよね(涙)

インフルエンザ

インフルエンザは、1~2日間の潜伏期間を経て高熱が出ます。

頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛等の症状が見られ、鼻水・咳等の呼吸器症状がこれに続き、全身症状が強いのが特徴です。くしゃみ、咳、会話等で口から発するウイルスにより飛沫感染します。(接触感染もあるそうです)

インフルエンザは発症する1日前から発症後5~7日頃まで周囲の人にうつしてしまう可能性があり、発症日から3日間ほどが最も感染力が高いと考えられています。(熱が下がっても2日間は感染させる可能性があります。)園や学校、職場でもインフルエンザに罹った際の停止期間が設けられていると思いますが、周囲の人にうつしてさらなる流行を広げないようにするためにも、きちんとお休みしましょうね!

長女は大みそかにインフルエンザB型を発症したため、年末年始の全てのお休みを家で過ごしました(涙)しかも、B型ってお腹に症状が出やすいのか、熱よりもおう吐の症状がかわいそうでした。タミフルが処方されたので、服用中はやはりほぼ寝ずの看病となりました・・・。

RSウイルス感染症

秋から冬にかけて多くなる呼吸器感染症「RSウイルス感染症」

2歳ごろまでには100%の子どもがかかるごくありふれたウイルスです。症状が軽くてRSだと気づかない程度の子もいますが、中耳炎になりやすかったり、喘息になりやすい子は長く「ゼーゼー」という呼吸が続くこともあるようです。特に低月齢児は重症化しやすく、気管支炎や肺炎を起こしたりする危険性もあるため場合によっては入院を勧められます。

RSウイルスには特効薬がないため、対症療法での治療がメインとなります。

我が家の3児ももれなくかかりました。長女と次女は高熱としつこい咳程度で済んだのですが、息子は生後10か月でかかったこともありあっという間に気管支炎の症状が。検査で陽性が出たため入院を心配していたのですが、近距離に小児科がありすぐ通院できたことと、小児科で吸入器を借りることが出来、自宅吸入が可能だったことから、入院は避けることが出来ました。

夜間就寝時の咳が特にひどくなるので、加湿器で適切な湿度を保ち背中のあたりから少し傾斜をつけて頭高くして寝かせたりと色々な工夫をして乗り切れました。

3日ほど眠れませんでした・・・・

▼加湿対策にこちらの記事もどうぞ☆

溶連菌感染症

溶連菌感染症は、A群β溶血連鎖球菌という細菌によって起こる感染症です。

うちの3児はかかったことがなく、実際の症状を間近で観察したことがないのですが、冬の時期になると保育園の感染情報に必ず数人の感染者が出ています。

咳やくしゃみからの飛沫感染だけでなく、タオルや食器の併用による接触感染もあるようです。

潜伏期間は2~5日間で、高熱やのどの痛み・腹痛等の風邪症状に似た症状が見られますが、全身に発疹が出たり、苺舌になったりするのが特徴です。

薬をきちんと服用することで24時間以内に感染力はほとんどなくなり、2~3日で症状も良くなるようです。しかし、感染力が強く心臓弁膜に障害などを起こすリウマチ熱や、急性糸球体腎炎といった合併症が怖い病気でもあるので、処方薬は定められたとおりに服用し、お休みの期間も守りましょうね!

体調の変化に注意し早めの受診を心がけましょう

小児科受診する子ども

今回は冬にかかりやすい4つの感染症にスポットを当てて紹介しました。

どの感染症も大人もかかる可能性があります。大人がかかると子どもにお世話してもらうことは無理ですから、家の中が悲惨な状況になりますよね・・・

全てを予防するのは難しいですが、病気の特徴を把握しておくことで受診のタイミングの目安にはなるのではないでしょうか?

いつもとちょっと違うかな?という症状が見られたら受診の際には先生にお伝えしましょうね!

また、上記の病気は「出席停止」として扱われるものもあり、お休みする期間や登園・通学再開の目安、小児科医の登園許可のサインが必要・・・なんてケースもあるようですので、きちんと確認をしましょうね!

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