夏休みが近づくと悩ましいのが「読書感想文」や「読書感想画」の宿題ですよね。 「どんな本を選べばいいのかわからない」「どこから手を付ければいいのか困っている」というご家庭も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、小学生向けの全国読書感想文課題図書西日本読書感想画課題図書を学年別に分かりやすく一覧でまとめました!(Amazon等のリンク付きなのですぐにチェックできます)

さらに、「自由図書で何を書くか迷っている」「平和学習や命の大切さをテーマにしたい」という方向けに、私の出身地である長崎県独自の課題図書もあわせてご紹介しています。

ぜひお子さんにぴったりの1冊を見つける参考にしてみてくださいね!

この記事は情報が盛りだくさんでボリューム満点の内容になっています!
下の目次から気になる学年や地域(全国・西日本・長崎県)へ直接ジャンプして読むこともできますよ✨
(でも、お子さんにぴったりの一冊を見つけるために、ぜひ最後まで読んでいただけると筆者的にはとっても嬉しいです…!)

※本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。ご理解の上、本章へお進みください。

小学生の読書感想文はどう書く?スラスラ書けるコツと手順

読書感想文で一番大切なのは、「あらすじを長々と書かないこと」です。

以下の3つのステップを意識するだけで、ぐっと文章が書きやすくなりますよ。

読書感想文を書くためのコツ

1. 「なぜこの本を選んだか」を書く(表紙が気になった、タイトルに惹かれたなど素直な理由でOK)

2. 一番心が動いた「1つの場面」に絞る(びっくりした、悲しかった、自分ならこうすると思った場面)

3. 自分の体験や日常と比べてみる(「自分も似たような経験がある」「もし自分だったら…」)

読書感想画を描く場合のプチアドバイス

わが家の子供たちの取り組みを見ていて感じるのが、「本の挿絵(イラスト)に引きずられやすい」ということです。

感想画はお子さん自身が感じた世界を自由に表現するのが一番!

もし、「何を描けばいいか分からない」「場面のイメージが湧かない」とつまずいてしまった時は、感想文のコツの2番でお伝えした「一番心が動いた1つの場面」を思い浮かべてみましょう。

まるで「自分がその場面の中に飛び込んで、間近で見ているような視点(一人称視点)」で描いてみると、絵を見る人にも気持ちや臨場感が伝わりやすくなりますよ。

お子さんの自由なアイデアをつないで、世界にひとつだけの素敵な一枚に仕上がると良いですね😊

詳しい書き方やテンプレートはこちら

読書感想文のテンプレートや例文、本の選び方・読み方なども紹介されていますので、以下の記事なども参考にするとより分かりやすいでしょう。(個人的に分かりやすいと感じたサイトを抜粋)

【全国】青少年読書感想文コンクール 課題図書一覧

全国の小学生を対象とした「青少年読書感想文コンクール」の課題図書です。
低学年・中学年・高学年ごとに選定された注目の1冊をチェックしてみましょう!

低学年(1・2年生)

はじめに、低学年(1・2年生)の課題図書4冊です。

まこちゃんとコトバロボ(佼成出版社)

言葉を学習していくロボット「コトバロボ」と、主人公のまこちゃんの温かい交流を描いたお話です。 優しく可愛らしい絵柄と読みやすい文章で、絵本から読み物へのステップアップにもぴったり!言葉の持つあたたかさや大切さを感じられます。

こんなお子さんにおすすめ

・長い文章を読むのが少し苦手なお子さん
・優しい雰囲気のイラストや、ロボットが出てくるお話が好きな子

なにかいいことあった?(BL出版)


主人公の男の子が「なにかいいことあった?」と、家族や身近な人たちに問いかけ、相手の表情や言葉から「相手の気持ち」を想像する心温まるストーリーで、うれしい気持ちや小さな幸せに共感する優しさを学べる一冊です。

こんなお子さんにおすすめ

・お友達や家族とおしゃべりするのが好きな子
・自分の身近な体験(うれしかったこと)と重ねて感想を書きたい子

ララのまほうのことば(工学図書)


魔女のララが、周りの人たちを笑顔にするすてきな「まほうのことば」を探していく物語です。「ありがとう」や「だいすき」といった、日常で使う言葉の大切さや相手を想う優しさに気づかせてくれます。ファンタジーな世界観で読みやすさも抜群ですし、読んだあとに「どんな『まほうのことば』を使おうかな?」「どんな言葉を言われたらうれしいかな?」と自分に置き換えて考えやすい内容です!

こんなお子さんにおすすめ

・魔女や魔法が出てくるファンタジーなお話が好きな子
・「言われて嬉しかった言葉」について感想を書きたい子

たねはいのちのおわりとはじまり


花が咲き、種ができ、また新しい命へとつながっていく——。植物の姿を通して「命のバトンリレー(循環)」をわかりやすく描いた写真絵本です。
学校や家で植物を育てたことがあるお子さんなら、自分の体験と重ね合わせやすく、「生き物を大切にする気持ち」や「命の不思議」について素直な感想を書きやすい内容です。

こんなお子さんにおすすめ

・朝顔や野菜など、植物を育てるのが好きな子・育てたことがある子
・写真や図鑑を見るのが好きで、自然や生き物に興味がある子

中学年(3・4年生)

次は、中学年(3・4年生)の課題図書4冊です。

まだまだここから(ポプラ社)


うまくいかないことや壁にぶつかっても、「まだまだここから!」と諦めずに一歩を踏み出す主人公たちの姿を描いた前向きなストーリーです。
習い事やスポーツ、勉強などで悔しい思いをしたことのあるお子さんなら、主人公の気持ちに強く共感しながら読める一冊です。

こんなお子さんにおすすめ

・スポーツや習い事、好きなことに夢中で取り組んでいる子
・失敗して悔しかったことや、「諦めずにがんばった体験」について書きたい子

それからぼくはひとりで歩く(ほるぷ出版)


 

誰かに頼ってばかりいた主人公が、自分の足で一歩を踏み出し、少しずつ成長していく様子を描いたストーリーです。
「自分でやってみる楽しさ」や「ちょっと大人になったような誇らしさ」が伝わってくる内容で、初めてのひとり立ちや挑戦をした経験があるお子さんなら、主人公に強く共感できます。

こんなお子さんにおすすめ

・「はじめて一人で〇〇できた」という体験談(おつかい、登下校など)がある子
・少しずつお兄さん・お姉さんらしくなってきた3・4年生のお子さん

おいしいお米をつくりたい!(汐出版)


 

毎日食べているお米が、どんな苦労や工夫を経て食卓に届くのかを分かりやすく教えてくれる一冊です。
農家さんの想いや命を育てる大変さを知ることで、「食べ物を大切にしよう」「感謝して食べよう」という気持ちが自然と芽生えます。

こんなお子さんにおすすめ

・お米や食べること、お料理が好きな子
・学校の授業でバケツ稲を育てたり、農家の仕事を勉強した子

宇宙でウンチ みんなの知らない宇宙トイレのひみつ(あすなろ書房)


 

無重力の宇宙では、どうやってトイレをしているの?そんな誰もが気になる疑問を、写真や図解で楽しくわかりやすく解説した1冊です。
宇宙飛行士たちの工夫や科学技術のすごさを知ることで、「当たり前にできることの裏にある技術や苦労」について興味深く感想を書くことができます。

こんなお子さんにおすすめ

・宇宙や科学、生き物の不思議など「雑学」が大好きな子
・面白いテーマで楽しく読書感想文を書きたい子

高学年(5・6年生)

全国感想文の課題図書、最後は高学年(5・6年生)4冊です。

ポジション!(岩崎書店)


 

野球を通して、自分の本当の強みや仲間との絆、そして「自分の居場所(ポジション)」を見出していく主人公の成長ストーリーです。
思い通りにいかない悔しさや、周りと比べて悩む気持ちがリアルに描かれており、部活や習い事、学校生活で壁にぶつかった経験があるお子さんなら、深く感情移入しながら読めます。

こんなお子さんにおすすめ

・野球やスポーツ、習い事に一生懸命取り組んでいる子
・自分の役割や「得意なこと」について悩み、乗り越えた経験がある子

リヒト!(文研出版)


 

自分の悩みや壁にぶつかりながらも、諦めずに「自分らしい光」を見出していく成長と挑戦の物語です。
周りと比べて不安になったり、自分に自信が持てなくなったりした経験があるお子さんなら、主人公のリアルな気持ちの変化に強く共感しながら読み進めることができます。

こんなお子さんにおすすめ

・自分の生き方や「これからどうしたいか」をじっくり考えたい高学年の子
・挫折や葛藤を乗り越えて一歩踏み出した体験がある子

ミシュカ(静山社)


 

自分の居場所や「本当の幸せ」を求めて旅をする姿を描いた、心温まる深いストーリーです。
生き方や自由について考えさせられる内容で、「自分にとって大切なものは何か」「これからどんな自分でいたいか」など、高学年ならではの深い視点でじっくり感想を書くことができます。

こんなお子さんにおすすめ

・じっくりと考えさせられる奥深いお話が好きな子
・自分らしさや「本当の幸せ」について書いてみたい高学年の子

キミの一歩アフリカ ゾウを食べるには一口ずつ(あかね書房)

 

「ゾウを食べるには一口ずつ」——インパクト抜群なタイトルの正体は、アフリカに伝わる「どんなに大きな目標も、一歩ずつの積み重ねで達成できる」ということわざです。 アフリカの文化や暮らし、そして困難に向き合う力強さを学べる、勇気が湧いてくる1冊です!

こんなお子さんにおすすめ

・海外の文化や生き方に興味がある子
・これから新しいことや大きな目標に挑戦したい子

西日本読書感想画コンクール 指定図書一覧

次は、西日本読書感想画コンクール指定図書一覧を低・中・高学年別にご紹介します。

読書感想画の本選びで大切なのは、「お子さんが場面のイメージを膨らませやすい本」を選ぶことです!
物語の情景や登場人物の表情、ダイナミックな動きなどが頭の中にぱっと浮かぶような一冊を選ぶと、お子さんもワクワクしながら楽しく絵を描くことができますよ。

低学年(1・2年生)

はじめに、低学年(1・2年生)の指定図書6冊です。

タケシのせかい(アリス館)


 

主人公のタケシが繰り広げる、自由でワクワクするような想像の世界を描いた絵本です。

頭の中に広がる不思議な風景や面白いキャラクターが魅力で、読んだお子さんが「自分ならこんな世界を描いてみたい!」とアイデアをどんどん膨らませながら、カラフルでダイナミックな絵を描くのにぴったりの一冊です。

こんなお子さんにおすすめ

・お絵描きや空想、不思議な世界観が好きな子
・自分のアイデアを自由に表現して、カラフルで賑やかな絵を描きたい子

はやくねないとたいへんだ!(教育画劇)


 

夜ふかしをしているとどうなっちゃう!?ユーモアとワクワクがぎゅっと詰まった絵本です。
「早く寝ないと大変なことが起こる…!」というコミカルなストーリーと表情豊かな絵は、読んだお子さんの想像力を刺激します。お化けや不思議な夜の世界など、インパクトのある場面を楽しく絵に描きたい子にぴったりです。

こんなお子さんにおすすめ

・オバケやちょっと不思議で面白くてクスッと笑えるお話が好きな子
・表情豊かなキャラクターや、インパクトのある面白い場面を描きたい子

恐竜トリケラトプスとマイプ(小峰書店)


恐竜トリケラトプスとマイプ黒川みつひろさんの大人気「恐竜トリケラトプス」シリーズ!強い肉食恐竜マイプに、トリケラトプスたちが立ち向かう迫力満点のストーリーです。
巨大な恐竜たちのたたかいや、躍動感あふれるアクションシーンは迫力バツグン!「強くてかっこいい恐竜を大きく描きたい!」「大迫力の対決シーンを描いてみたい!」というお子さんにぴったりの一冊です。

こんなお子さんにおすすめ

・恐竜や太古の生き物が大好きな子
・画面いっぱいに大きな恐竜や、迫力のある対決シーンを描きたい子

こうして、ともにいきている(汐文社)



人間と動物、そして豊かな自然がどのように繋がり、共に生きているのかをあたたかく描いた物語です。
自然の美しさや生き物への思いやりが感じられるストーリーで、「大好きな動物や自然を優しく描きたい」「人間と生き物がなかよく過ごす場面を描きたい」というお子さんにぴったりの一冊です。

こんなお子さんにおすすめ

・動物やペット、植物や自然が大好きな子
・温かみのある優しい雰囲気の絵や、人と動物のふれあいを描きたい子

おおかみのおなかのなかで(徳間書店)


 

オオカミに食べられてしまったネズミとアヒル。絶体絶命と思いきや、二匹はなんとオオカミのお腹の中で快適に暮らし始めて…!?
ユーモアたっぷりのストーリーと「お腹の中の秘密基地」というユニークな設定は、読んだお子さんの想像力を無限に膨らませます。不思議で楽しいお腹の中の様子や、コミカルな登場人物たちの表情を伸び伸びと描きたい子にぴったりです。

こんなお子さんにおすすめ

・ユーモアがあってクスッと笑える面白いお話が大好きな子
・「お腹の中の秘密基地」など、自由でユニークなアイデアを絵に描いてみたい子

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)



山にすむ天狗さまと村人たちが繰り広げる、コミカルで心温まる和風の物語です。
天狗さまのインパクトある表情やダイナミックな動き、昔話のような雰囲気は絵のアイデアを広げるのにぴったり!「かっこいい天狗さまをドカンと大きく描きたい」「和風の面白い世界観を楽しく表現したい」というお子さんにおすすめです。

こんなお子さんにおすすめ

・昔話や妖怪、天狗などの不思議なキャラクターが好きな子
・インパクトのある大きな天狗さまや、賑やかなお祭りのような場面を描きたい子

中学年(3・4年生)

次は、中学年(3・4年生)の6冊です。

ヨシ 3万7千キロをおよいだウミガメのはなし(あすなろ書房)


人間に助けられたウミガメの「ヨシ」が、再び大きな海へと旅立ち、3万7千キロもの距離を泳ぎ切った奇跡の実話をもとにした絵本です。
果てしなく広がる青い海や、力強く大海原を泳ぐヨシの雄姿はインパクトバツグン!「広大な海の世界をダイナミックに描きたい」「生き物のたくましさや美しさを絵で表現したい」というお子さんにぴったりの一冊です。

こんなお子さんにおすすめ

・海や魚、ウミガメなどの生き物が大好きな子
・青を基調とした美しい海の世界や、力強い構図の絵を描いてみたい子

きいろいウシのポルカ(絵本塾出版)


周りと違う「黄色い体」で生まれたウシのポルカが、悩みながらも自分らしさを見つけていく心温まる物語です。
黄色いポルカの存在感や自然豊かな背景は、色彩豊かでインパクトのある絵を描くのにぴったり!「人と違っても自分らしくいていいんだ」というメッセージを感じながら、伸び伸びと鮮やかな場面を描きたいお子さんにおすすめです。

こんなお子さんにおすすめ

・色鮮やかなお話や、ウシ・動物が大好きな子
・黄色を主役にしたカラフルな絵や、個性的で伸び伸びとした場面を描きたい子

先生!おかわり禁止ってへんじゃない?(金の星社)


「なんで給食のおかわりが禁止なの!?」子どもたちの素朴な疑問から始まる、クスッと笑えて共感できる学級ストーリーです。
学校の教室や給食の場面は、お子さんにとっても一番身近でイメージが湧きやすい舞台!賑やかな教室の様子や、表情豊かな子どもたちの顔、美味しそうな給食のメニューなどを楽しくイキイキと絵に描くのにぴったりの一冊です。

こんなお子さんにおすすめ

・学校生活や給食の時間が大好きな子
・身近な教室の風景や、表情豊かなお友達・先生の絵を描いてみたい子

さくら図書館のひみつ(国土社)


 

町はずれにある「さくら図書館」に隠された、驚きとワクワクがいっぱいの「ひみつ」をめぐるストーリーです。
たくさんの本に囲まれた図書館のファンタジックな世界観や、不思議な出来事に目を輝かせる主人公たちの表情は、絵のイメージを大きく膨らませてくれます。「本の世界に入り込んだような不思議で楽しい場面を描きたい!」というお子さんにぴったりの一冊です。

こんなお子さんにおすすめ

・読書や図書館、探検・なぞ解きが大好きな子
・本棚がいっぱいの風景や、不思議な世界観をワクワクしながら描いてみたい子

夜をあるく(BL出版)



静まりかえった夜の町へ探検に出かける、幻想的で少しドキドキするような物語です。
月明かりや街灯の光に照らされた神秘的な景色や、夜ならではの深い色合いは、絵の世界観をぐっと深めてくれます。「濃い青や黒を使ってかっこいい夜の景色を描いてみたい」「光と影の美しい場面を表現したい」というお子さんにぴったりの一冊です。

こんなお子さんにおすすめ

・夜の雰囲気や、秘密の探検・冒険が大好きな子
・絵の具で濃い色を塗ったり、光と影のグラデーション表現に挑戦してみたい子

みんなのいえ(文溪堂)



人間も生き物たちも、みんなそれぞれの大切な「家」で生きている——。生き物たちの暮らしや温かい繋がりを描いた優しい物語です。
自然あふれる風景や、いろんな生き物たちが共に暮らす様子は、絵のアイデアや色彩を豊かに広げてくれます。「動物や虫たちがなかよく過ごす家を描いてみたい」「温かみのある優しいタッチの絵を描きたい」というお子さんにおすすめです。

こんなお子さんにおすすめ

・生き物や自然、家や秘密基地のような場所を描くのが好きな子
・たくさんの生き物が集まる賑やかで温かい場面を表現したい子

高学年(5・6年生)

西日本感想画コンクール最後は高学年(5・6年生)6冊をご紹介します。

中村哲 命の水で砂漠を緑にかえた医師(あかね書房)



病気を治すだけでなく「水があれば人々が生きられる」と、アフガニスタンの砂漠に用水路を掘り、命の水を届けた中村哲医師のドキュメンタリーです。
荒れ果てた砂漠に水が流れて緑が蘇る場面や、現地の人々と力を合わせる迫力ある姿は、高学年ならではの深いテーマ性とダイナミックな絵を描くのにぴったり!命の重みや希望を力強いタッチで表現したいお子さんにおすすめの一冊です。

こんなお子さんにおすすめ

・伝記やノンフィクション、人のために努力する人の姿に感動する子
・乾いた大地と豊かに蘇る緑の対比や、人々の力強い表情をしっかり描き込みたい子

ラベンダーとソプラノ(岩崎書店)


合唱部を舞台に、声の変化や人間関係に悩みながらも、歌を通して心をひとつにしていく子どもたちのリアルな葛藤と成長を描いた物語です。
合唱コンクールのステージや、仲間とあわせる真剣な表情、音楽が響き渡る感動的な場面は絵のアイデアが広がります。「音楽や歌声が聞こえてくるような絵を描きたい」「高学年らしい繊細な表情や場面を表現したい」というお子さんにおすすめです。

こんなお子さんにおすすめ

・音楽や合唱、歌うことが大好きな子
・ステージで歌う迫力ある場面や、音楽の広がりを光や色彩でドラマチックに描きたい子

ぼくのシェフ(くもん出版)


料理を通して心を通わせ、温かい絆を深めていく親子の姿を描いた味わい深い物語です。
美味しそうな料理が完成していく様子や、それを囲む家族・友達の嬉しそうな表情は絵のアイデアが膨らみます。「美味しそうな料理や賑やかな台所の風景を描いてみたい」「家族が笑顔で過ごす温かい場面を表現したい」というお子さんにぴったりの一冊です。

こんなお子さんにおすすめ

・お料理やお菓子作り、食べることが大好きな子
・美味しそうな食べ物や、みんなで食卓を囲むあたたかい場面を描きたい子

人間になりたかった犬(新日本出版社)


「人間になってみたい」と願い、人間の気持ちや生き方に思いを寄せる犬の姿を通して、命のあたたかさや生きる喜びを描いた物語です。
人間の真似をするコミカルな仕草や、健気で切ない表情、大切な人と過ごす情景は絵のアイデアを豊かに広げてくれます。「犬の表情や気持ちを画面いっぱいに表現したい」「感情が伝わるドラマチックな場面を描きたい」というお子さんにおすすめです。

こんなお子さんにおすすめ

・犬や動物が大好きな子
・動物の生き生きとした表情や、物語の感情豊かな場面をじっくり描いてみたい子

思いがけず、朝子ちゃん(童心社)


思いがけない出来事や出会いを通して、自分の心や周りの人々と深く向き合っていく主人公たちの成長を描いた物語です。
日常のふとした瞬間のグラデーションや、登場人物たちのハッとした表情、心に強く残る印象的な場面は絵のアイデアを大きく広げてくれます。「物語のドラマチックな一瞬を切り取って描きたい」「人物の繊細な表情や美しい景色を丁寧に表現したい」というお子さんにおすすめの一冊です。

こんなお子さんにおすすめ

・友情や心の成長を描いた味わい深いストーリーが好きな子
・日常の風景や人物の表情を、感情豊かに丁寧に描いてみたい子

挫折しそうなときは、左折しよう(光村教育図書)


「行き詰まったら、ちょっと道を曲がってみればいい!」落ち込んだり悩んだりした時に、フッと心を軽くして前を向かせてくれるユーモア満点のストーリーです。
タイトル通りのユニークな世界観や、主人公が新しい発見をしてパッと視野が広がる瞬間は絵のアイデアの宝庫!「面白くて元気が出るダイナミックな絵を描きたい」「自分なりのユーモアを画面いっぱいに表現したい」というお子さんにぴったりの大トリにふさわしい一冊です。

こんなお子さんにおすすめ

・ユーモアあふれるお話や、クスッと笑えるポジティブなストーリーが好きな子
・アイデアあふれるユニークな場面や、視点・世界観を面白く描いてみたい子

【長崎県】読書感想文課題図書~平和学習・自由図書におすすめ~

読書感想文の宿題で「自由図書は何を選んだらいいの?」「他の子とかぶらないテーマで書きたい」と悩む方も多いのではないでしょうか?

そんなときにおすすめしたいのが、私の地元でもある長崎県が独自に定めている課題図書(選書)です!

長崎県の選書には、命の大切さや平和についての学びを深められる本はもちろん、子どもたちの好奇心をくすぐる素敵な物語がたくさん揃っています。

なぜ自由図書に「長崎県の選書」がおすすめなのか?

長崎県の課題図書が自由図書におすすめな理由は、大きく分けて3つあります。(地元愛だけが理由じゃないのよ!)

【理由1】長崎ならではの「平和学習・命の尊さ」を深く学べる

被爆地としての歴史を持つ長崎県ならではの選書として、平和の尊さや命の大切さを学べる名作が多く含まれています。「学校の平和学習とあわせて感想文を書きたい」「深いテーマでしっかり書き上げたい」というご家庭にぴったりです。

【理由2】全国課題図書とは一味違う「隠れた名作」に出会える

全国規模の課題図書は図書館や書店で予約が殺到しがちですが、長崎県の選書は多様な視点から選ばれた隠れた名作・良書が豊富!他地方の方であれば人と被りにくく、お子さんの興味にジャストフィットする一冊が見つかるかもしれないとういう魅力があります。

【理由3】読書感想文の構成(自分の考え)が組み立てやすい

メッセージ性がはっきりしている本が多く、「自分ならどう思うか」「これからの生活でどうしたいか」という自分の意見や体験談をまとめやすい構成になっています。

それでは、長崎県読書感想文課題図書を低学年・中学年・高学年別にご紹介していきますね!

低学年(1・2年生)

初めに、低学年(1・2年生)の課題図書4冊をご紹介します。

となりのせきのおともだち(国土社)


席替えでとなりの席になったお友達と、少しずつ心を通わせて仲良くなっていく様子を描いた、等身大で心温まる物語です。
「最初はちょっと緊張したけれど…」「自分も席替えのとき同じ気持ちになった!」と、自分の学校生活や友達との体験談と重ね合わせやすいのが大きな魅力!低学年のお子さんが「友達の大切さ」や「自分だったらどうするか」を素直な言葉でまとめやすいおすすめの一冊です。

こんなお子さんにおすすめ

・学校生活や友達と遊ぶのが大好きな子
・席替えや新しいお友達との出会いでドキドキした体験がある子

ちいちゃんのおもちゃたち はなびのよるに(理論社)


花火が上がる特別な夜、主人公のちいちゃんと大切なおもちゃたちが繰り広げる、優しさと夢がいっぱいつまった物語です。
「自分もこんな風におもちゃと遊んでみたい!」「綺麗なお花火をみんなで見たら楽しそう!」と、身近なお気に入りのおもちゃや夏の思い出を思い浮かべながらワクワク読めるのが魅力!「物を大切にする心」や「想像することの楽しさ」について、低学年のお子さんが自分の言葉で素直に感想を書きやすいおすすめの1冊です。

こんなお子さんにおすすめ

・お人形やおもちゃで遊ぶのが好きな子、ファンタジーなお話が好きな子
・花火や夏祭りの思い出と重ねて感想を書いてみたい子

ひとりぼっちのかいぶつといしのうさぎ(徳間書店)


見た目がとてもみにくく、みんなから怖がられてしまうけれど、本当はとっても心優しい「かいぶつ」の切なくも温かい物語です。
誰も近づいてくれない寂しさから、石で小さなうさぎを作ったかいぶつ。どんな時も側にいてくれる石のうさぎとの交流を通して、「見た目だけで決めつけないこと」や「本当の優しさ・友情とは何か」を考えさせてくれます。低学年のお子さんが深く感情移入しながら、自分の言葉でじっくり感想を深められる一冊です。

こんなお子さんにおすすめ

・絵本や物語の世界に深く引き込まれるのが好きな子
・「本当の友達ってなんだろう?」「見た目と心」についてじっくり考えてみたい子

タケシのせかい(アリス館)

こちらの作品は西日本読書感想画の章で紹介していますので、そちらをご参照ください。 →ここからとべます

中学年(3・4年生)

次は、中学年(3・4年生)4冊です。

戦争をやめた人たち1914年のクリスマス休戦(あすなろ書房)


第一次世界大戦中、クリスマスの夜に戦場で本当に起きた「奇跡の休戦」を描いた実話に基づく絵本です。
昨日まで戦い合っていた兵士たちが、歌声をきっかけに銃を置き、握手を交わしてクリスマスを祝う姿は、読む人の心を強く揺さぶります。「戦うことの愚かさ」や「国が違っても心を通わせることができる温かさ」について考えさせられる一冊。「平和の尊さについてじっくり考えてみたい」「心に響く歴史のお話について感想を書きたい」というお子さんにおすすめです。

こんなお子さんにおすすめ

・歴史や実際にあった本当のお話(実話)に興味がある子
・平和の大切さや「人と人が仲良くすること」について自分の考えを書いてみたい子

モモは、きっと生きている(佼成出版社)


愛犬モモとの出会いと温かい日々、そして別れを通して、主人公の男の子が命の重みや悲しみを乗り越えていく姿を描いた心温まる物語です。
「大切な存在を想う気持ち」や「目に見えなくても繋がっている絆」が丁寧に描かれており、読む人の心を優しく包み込んでくれます。ペットを飼っているお子さんや動物が大好きな子は特に共感しやすく、「命の大切さ」や「大好きな家族(ペット)への思い」を自分の言葉でしっかり書き上げられるおすすめの一冊です。

こんなお子さんにおすすめ

・犬や猫など動物が大好きな子、ペットを飼っている(飼っていた)子
・命の尊さや「大切な存在との絆」についてじっくり感想を書いてみたい子

セラピー犬ジョン子ども病院のきせき(金の星社)


病気とたたかう子どもたちが暮らす病院で、みんなに笑顔と元気を届けるセラピー犬「ジョン」の心温まる実話を基にした物語です。
不安や寂しさを抱える子どもたちの心によりそい、そっと癒やしを与えてくれるジョンの姿を通して、「命のあたたかさ」や「思いやりの心」が深く伝わってきます。動物が大好きな子はもちろん、「だれかを励ますこと・支えあうこと」についてじっくり考えて感想を書きたい3・4年生にぴったりのおすすめな一冊です。

こんなお子さんにおすすめ

・犬や動物が大好きな子、実際にペットを飼っている子
・病気の人を元気づけるお話や、誰かを思いやる心について感想を書いてみたい子

ぼくらの教室RPG(くもん出版)


クラスで浮いてしまったり、人間関係に悩んだりする日常を「RPG(ロールプレイングゲーム)」に見立てて、仲間とともに冒険するように乗り越えていく爽快で共感度抜群のストーリーです。
「自分ならどんなステータスかな?」「友達とチームを組むならどうする?」と、身近な学校生活や友達関係と重ね合わせて楽しく読めるのが大きな魅力!ゲームが好きなお子さんはもちろん、人間関係やクラスでの過ごし方について自分の気持ちを素直に書きたい3・4年生にぴったりな一冊です。

こんなお子さんにおすすめ

・ゲームやRPGの世界観、冒険のお話が大好きな子
・学校での友達関係やクラスの悩みについて自分の体験と重ねて感想を書きたい子

高学年(5・6年生)

ラストです!高学年(5・6年生)4冊をご紹介します。

Garden 8月9日の父をさがして(童心社)


1945年8月9日、長崎に投下された原子爆弾によって一変してしまった日常。消えた父親の姿を探し求める主人公の姿を通して、戦争の残酷さと命の尊さを静かに、そして力強く問いかける物語です。
言葉にできないほどの悲しみの中で見出す希望や、家族を想う温かい絆が丁寧に描かれています。「平和とは何か」「今、当たり前にある日常のありがたさ」について、高学年ならではの深い視点から自分の言葉でじっくり感想を深められる一冊です。

こんなお子さんにおすすめ

・平和学習や歴史、命の尊さについて深く考えてみたい高学年の子
・家族の大切さや「当たり前の日常の愛おしさ」について感想を書きたい子

111本の木(光村教育図書)


インドの小さな村で、女の子が生まれるたびに村人みんなで111本の木を植えるという、実話をもとに描かれた感動的な物語です。
ひとつの新しい命をみんなで祝福し、木を育てることで村の豊かな自然や未来を守っていく姿が描かれています。「命の誕生のすばらしさ」や「自然環境を守る大切さ」、「自分たちの未来をよくするためにできること」について、高学年ならではの視点で自分の考えや感想を深く書き深められるおすすめの一冊です。

こんなお子さんにおすすめ

・自然や環境問題、海外の暮らしや文化に興味がある子
・命の重みや「未来のためにできること」についてじっくり感想を書いてみたい子

忘れないで、ガザ 命をつなぐ医師たちの証言(汐文社)


過酷な戦火が続くガザ地区の医療現場で、人々の命をつなぐために奮闘した「国境なき医師団」のスタッフたちの生々しい証言をまとめたノンフィクションです。
「世界で今なにが起きているのか」「自分たちにできることは何か」を強く問いかけてくる内容は、読者に大きな衝撃と気づきを与えてくれます。遠い国の出来事として終わらせず、国際問題や平和の大切さ、人の命の重みについて、高学年ならではの深い視点と思考で感想文を書き上げたいお子さんに強くおすすめしたい一冊です。

こんなお子さんにおすすめ

・ニュースや世界で起きていること、国際貢献・医療に関心がある子
・「平和とは何か」「命を守ること」について自分の意見や考えをしっかり書きたい子

人間になりたかった犬

こちらの作品は西日本読書感想画の章で紹介していますので、そちらをご参照ください。 →ここからとべます

お子さんに合った1冊を見つけて夏休みの宿題を乗り切ろう!

読書感想文や感想画の宿題と聞くと、「文章を書くのが苦手…」「本を最後まで一冊読み切るのが大変…」と、ちょっと身構えてしまうお子さんも多いかもしれません。

でも、実はポイントを押さえて、気になった場面をメモしながら読むと、案外すんなりと書けてしまう「楽勝な宿題」でもあります!

もしお子さんが苦手意識を持っているなら、まずは「一緒にお子さんが興味を持ちそうな本を選ぶこと」から始めてみるのがおすすめです。

感想文を完成させるために
  • 親子で一緒に本を開いて読んでみる
  • 「この場面、面白かったね!」「自分だったらどうする?」と感想を会話してみる
  • 話した内容(会話)をそのままメモして、感想文の形に組み立てていく

親子のなにげない会話から生まれた「生の言葉」こそが、世界にひとつだけの素敵な感想文になります。

冒頭で紹介したサイトのテンプレートを活用しつつ、親子で楽しくコミュニケーションを取りながら、ぜひ今年の夏休みは一歩踏み出して感想文・感想画に挑戦してみてくださいね!お子さんにとって、お気に入りの素敵な一冊との出会いがありますように(^^♪

 

あ!最後の最後になりますが……忙しいおうちの方が読書時間を確保するのは大変かと思われます。そんな時は「オーディブル」を活用するのもアリですよ(対応本に限りますが……)!

家事や移動時間、就寝前など隙間時間を活用すれば意外と読書出来ちゃうんです。ぜひトライしてみてくださいね😊
Amazonオーディブルはここから