産後、免疫力が落ちたのかアラフォーになるにつれて体力が落ちたのか、びっくりするほど風邪を引きやすく、そして一度引くと治りにくくなったなぁと感じます。
受診して、どの病院の先生もおっしゃることですが、
「風邪を治すための薬はありません」
そうなんです。
風邪症状って症状を緩和するための薬が処方されるものの、
基本はやはり体を休める事(寝る事)が大事。
そこで!薬に頼るほどじゃないけど・・・といった症状の内に試してみたい
風邪に効果的な食材とツボ押し、俗にいう「民間療法」を紹介します。
風邪症状を感じた時のおススメ民間療法
民間療法(みんかんりょうほう)とは、古くから民間で見出され伝承されてきた方法によって行う治療法のことである。戦前の昭和期から広く使われるようになった言葉で、通常医療に含まれない「療法」群を指すもので、健康術(体制の容認しない医学システムを用いた健康法で、一つの体系を持っているもの)や健康法(健康術よりずっと単純なもの)、呪術的療法をその内容とする。
我が家では、さすがに呪術的療法は使ったことはことはありません(笑)
食べ物を使った民間療法
喉の痛みや咳症状がある時は「大根飴」
(作り方)
- 深めの容器に大根を1㎝角に切って入れる
- 1にはちみつをかける(私は大根の半分くらいまで入れてます)
- 汁が出てきたら出来上がり。(大根がしわしわになるのが目安)
大根飴は甘いけど決して美味くはありません(笑)
少しずつなめましょう。
大根の辛味成分であるイソチオシアネートには消炎作用があり、喉の炎症を鎮め、痰を取り除いてくれます。そしてはちみつには強い殺菌作用があります。
「消炎作用」と「殺菌作用」。
大根飴が喉や痰、咳に効く事から、良く取り入れられる民間療法であることは納得ですね!
※1歳未満のお子さんには絶対に与えないでください。(ボツリヌス菌中毒を防ぐため)
※生もののため2~3日で飲み切りましょう。
風邪症状による疲労回復には「はちみつレモン」
レモンを絞った果汁には、ビタミンCがたくさん含まれており風邪の予防にも効果的です。
また豊富に含まれるクエン酸により疲労物質の分解がおこなわれ疲労回復につながります。
そこに上記でも紹介しているはちみつの殺菌作用!
すばらしい食材のコラボですね!
(作り方)※私は国産レモンを使用しています。
- レモンをしっかり洗い、皮ごと薄切りにして容器に入れはちみつをたっぷりかける。
- さらさらのジュースになったら出来上がり。
- 水割り・お湯割り・ソーダ割・紅茶割等お好みのもので割って飲みましょう
※大根飴同様はちみつは1歳未満のお子さんに与えないでください
※生もののため2~3日で飲み切りましょう
体の冷えによく効く「生姜湯」
生姜には抗炎症作用・鎮痛作用・血行促進作用・殺菌作用をはじめ体によさそうな効果がたくさんあるんですよ。
生の生姜は抗炎症、乾燥生姜は血行促進の効果が高いです。
なので、私は即効性が欲しい時は生の生姜と粉の乾燥生姜の両方入れて飲んでいます。
(作り方)
- 好みの量の生姜をお湯で割る 以上。
生姜の量は好みで良いのですが、何より辛いので甘み付けと殺菌作用も兼ねてハチミツも一緒に入れて飲むことをおすすめします。
紅茶をよく飲まれる方であれば、ジンジャーティやジンジャーミルクティにして飲むのもおススメですよ。私はこの飲み方が一番好きです( *´艸`)
チャイがお好きな方であれば、紅茶場と乾燥生姜を少量のお湯と牛乳で煮て、シナモンなどのスパイスを加えて飲むのも体が温まって効果的です!
上半身のマッサージ
これは、私が子どもの頃から母がやってくれていたことなのですが、風邪の引き始めの肩こりや関節痛時に、首の付け根から背中・肩甲骨周りをツボ押しの要領でもみほぐすものです。
高熱がピークの時は触られると感触が気持ち悪かったり、刺激からかえって悪化させる可能性もあるので、そういったときはやめておきましょうね。痛気持ちいい位がちょうど良いですよ。
もみほぐしてしばらくすると、全身の倦怠感や頭痛・関節痛が緩和されることがあります。
一体何のツボを刺激していたのか調べてみたところ、
- 風門:風邪の諸症状の緩和や予防
- 風池:慢性頭痛の緩和
- 風府:気管支や肺の動きをよくする。頭痛・自律神経の乱れに効果的
といったものです。ツボ押し侮れませんね!
▼風邪症状ではなく、慢性的に首・肩こりのある方へおすすめの枕がありますよ!
気になる民間療法3つやってみた
お茶でうがいをする
そういえば、お茶うがいって私が以前お世話になっていた内科医の先生も勧められていました!
「医者が民間療法をすすめるのか!」
とびっくりしたのですが、確かに緑茶の殺菌作用を考えると効果はありそうです。
お茶で毎朝、帰宅後にお茶うがいをするようになって、喉のイガイガや乾燥が減ったような気がします!
うちは、常に茶葉がストックしてあるのでいつでもお茶うがいができるのはありがたいです( *´艸`)
焼きミカンを食べる
ネットで「焼きミカン」の存在を初めて知りましたが、温かいミカンって・・・。
まるごとオーブントースターに入れて、焼き目がつくまで5〜10分程度加熱するだけ。
皮は焦げますが中身は全然焦げません。
効果としては、ミカン果皮の内側の白い部分やスジに含まれる『ヘスペリジン』に抗アレルギー作用や抗ウイルス作用、毛細血管を強くする作用などがあるそうです。
焼きミカンにすると、とっても甘くなります!でも、やっぱり甘いみかんが温かいのが違和感ありますね((+_+))
袋やスジが生より気にならないので、子どもも食べられそう。
ちなみに、ミカンの皮は胃やノドの病気を改善するのに効果的だそうです。(そういえば、漢方薬に「ミカンの皮=陳皮」ってありますね。)
長ネギ湿布をする
こちらは、子どもの頃から聞いたことはあるものの一度もやったことはありませんでした。
長ネギの白い部分を3cmほどに切り縦半分する。平らなほうを鼻の穴にあて、深呼吸を繰り返すと、鼻が通る。寝苦しいときは、鼻柱にネギの断面が当たるように絆創膏で固定する。
風邪による鼻づまりに効果的で、ネギのにおいのもとで鼻スッキリ。ネギに含まれるアリシンが炎症をやわらげ、呼吸を楽にしてくれるそうですが・・・。
鼻に突っ込んだ瞬間に涙目(涙)
私はネギを鼻のそばに近づけてクンクンするだけで十分です・・・
自分にあうものを探して上手に取り入れてみましょう
風邪症状におすすめの食材とツボ押しを紹介しました。
やってみたいものがありましたか?
もともと、私がやっていた民間療法は母譲りのものなんです。
子どもの頃から母が病院に行く姿をほとんど見たことがありません!ちょっとした症状なら民間療法でパパパッとやっつけていたんでしょうね。
とても簡単なので、病院に行くほどでもないけど・・・と思う方はぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
毎日を健康的に過ごしたいものですね!