自由研究のネタが思い浮かばない。そして、時間もないという方いませんか?
そんなみなさんへ、小学生の夏休みの宿題向けに木工用ボンドと墨汁・絵の具で作る簡単な手作りシールを紹介します。
下のお子さんがいるご家庭でも、みんなで楽しく取り組めますので、おうち遊びの1つしてもとてもおすすめです。
簡単な作業で出来上がるので、小学校低学年くらいであれば、自力で作れますよ。
- 材料が少なくて済む
- 足りない材料は100円ショップで揃う
- 子どもがちゃんと参加出来る
- 作って楽しい・シール遊びもまた楽しい
シール作成にかかる時間は約半日とちょっと長めですが、そのほとんどが木工用ボンドが乾くまでの待ち時間で、作業する時間は30分程。
簡単で手間いらずの「シール作り」ぜひチャレンジしてみて下さいね。
※このシール作りは、「セリア×キッズネットのなぜなに科学工作チャレンジ」のステンドグラスづくりを参考にしたものです。足りない材料はもちろんセリアで購入しました(´-`*)
手作りシールの材料
まずは、材料をそろえましょう。出来るだけ家にあるものを活用して、足りなくても100円ショップで全てそろえることができます。
- 木工用ボンド小…2本
- 墨汁…少量
- 水彩絵の具…好きな色
- クリアファイル
- 小さめの容器…1個
- パレット…1個
- 絵の具筆…1本
- 割りばし…数本
※シールの土台となる絵を描くときに、木工用ボンドの容器を使います。小さいボンドを使用すると、先が細くて書きやすいです。
※私は土台を書く際に、自宅にあった手作りチョコペンの容器を使用しました。ペン先が細く繰り返し使えるのでとても便利ですよ!
手作りシールの作り方
1.木工用ボンドと墨汁で「黒ボンド」を作る
木工用ボンドを小さめの容器に移して、割りばしで墨汁と混ぜます。
この時に、木工用ボンドの量が墨汁の5倍以上になるようにしましょう。
墨汁が多すぎると、絵を描くときに緩すぎて書きづらかったり、なかなか乾かなかったりします。
墨汁は少量でもしっかり真っ黒になるので、入れ過ぎ注意です。
混ぜ終わったら、元の木工用ボンドの容器に戻して軽く混ぜ、乾き防止のためフタをしておきます。
2.クリアファイルに真っ黒液で好きな絵を描く
クリアファイルに「1.で作った黒ボンド」で絵を描きます。
フリーハンドで描くのが心配な場合は、コピー用紙に下絵を描いてクリアファイルに挟んでなぞると上手く書けますよ。
絵を描くときにボンドの容器をゆっくり動かすと太い線に、サッと動かすと細めの線に仕上がります。描く絵によって使い分けてみて下さい。
黒ボンドで土台になる絵を描き終わったら、完全に乾くまで待ちます。
室温にもよりますが、最低でも2時間~3時間程放置しましょう。
3.好きな色と少量の絵の具で「カラーボンド」を作る
土台の絵が乾いたら、色を塗っていきます。
木工用ボンドに少量の絵の具をそのまま混ぜます。ビー玉1つ分くらいのボンドの量に対して、絵の具は筆先にちょっと乗せる程度でしっかり色づきます。
お子さんの絵具セットに入っているパレットを使っても良いですし、紙皿を使うと後片付けも楽でいいですね。
私は、自宅に小さいパレットがあるので、今回はそのパレットを使用しました。
4.乾いた下絵にカラーボンドを塗る
カラーボンドが出来上がったら、土台に色を塗っていきましょう。
お子さんがキレイに塗れるかハラハラするとは思いますが、優しく見守って下さいね。
黒ボンドとカラーボンドが混ざらないか心配かもしれませんが大丈夫。
木工用ボンドと墨汁を混ぜて固めたものは水では溶けませんので、カラーボンドが混ざってにじむこともありません。
木工用ボンドをごく少量の水で溶いてそのまま塗ると、無色透明のシールが出来上がりますよ!
クリアファイルに油分がついているとボンドをはじきます。あらかじめクリアファイルを乾いた布やティッシュで拭いておくか、ボンドを厚めに塗りましょう
5.完全に乾いたら出来上がり
全ての色を塗り終わったら、2時間~3時間程平らな所に置いて放置します。
完全に乾いてから、そっとはがしてみましょう!
ボンドのみで色付けした場合は、完全に乾くと無色透明になるので分かりやすいのですが、カラーボンドは乾いたかどうかが分かりづらいので、そっと触ってべたつきが無いか確認してみましょう。
サラサラした手触りなら、ちゃんと乾いていますよ。
手作りシールをどう使うか考えてみました
1.夏休みの工作の作品に貼ってみる
シール作りの前に「余った保冷剤で芳香剤づくり」を済ませていたので、その作品のネームシールや飾りとして使う事にしました。
2つの工作で1作品として提出する予定です。
2.好きなノートや本に貼る
小学生の子どもの下に園児が2人いるのですが、シールを自分のお気に入りの本に貼っていました。
本が汚れるかもしれないので、あまり褒められたことではないかもしれませんが「お気に入り本×お気に入りシール」で嬉しそうに本を眺めています。
ツルツルした表紙の本やプラ製のおもちゃであれば簡単に貼り直しができるので、長期間貼りっぱなしでなければ心配無さそうです。(水分に注意)
自由帳などの名前の欄や表紙にシールを貼って、オリジナルノートを作ろう!
この場合は、ノートの1ページ目にシールの材料・作り方・感想を書くことで宿題の出来栄えがグッと良くなります。
作品として提出でき、そのままノートとしても使えるので一石二鳥ですね!
(注意点)誤飲に気をつけましょう
いっしょにシール作りをするお子さんが、低年齢児・低月齢児さんの場合は誤飲に気をつけましょう。
使わないボンドや絵の具は手の届かないところに一時的に置いたり、筆を洗った水は使用後すぐに捨てる等の対策は必須です。
小学校一年生の娘と一緒に作業をしていましたが、筆を洗った後の水がちょっと美味しそうな色だったので、「間違えて飲まないようにしないといけないね」と娘の方から注意をされました。
出来上がったシールも小さなものが多かったりするので、使わないシールははがさずにそのままクリアファイルに貼り付けておいた方が安全です。
夏休みの宿題は簡単に楽しく取り組もう!
夏休みの宿題の工作、そしておうち遊びにピッタリの簡単シール作りを紹介しました。
お子さんの夏休みの宿題リストを見た時どう思いましたか?
私は「終わる気がしない」と感じました(笑)
だからこそ、工作や自由研究などは一日で完結できるような、簡単かつ楽しいものを選んだ方が親子ともに負担が少なくてすみますよね。
小学生のお子さんが複数となると、まさに「宿題の山」ですよね。
キットを購入しなくてもできる工作は色々あるので、試してみて下さいね!
https://fuko-mamawork.com/entry/manabiwith-firstgrader-trialcourse/