甘酒には米麹甘酒と酒粕甘酒の2種類があって、「飲む点滴」として有名なのは米麹甘酒です。
では、米麹甘酒の方が優れているのか?と言われると、そうでもありません。
どちらにも良いトコロがたくさんあるんです!
私は、酒粕甘酒にはアルコール分が微妙に含まれることと、独特の風味が苦手で敬遠していました。
でも、酒粕甘酒の成分を調べてみると、「夕食後」や「就寝前」に飲むなら酒粕甘酒もいいかもしれない!と思うようになりました。
酒粕甘酒には「美容とリラックス」「ダイエット」に効果的な成分が入っているんです。
今回は、酒粕甘酒の嬉しい成分をピックアップしてご紹介します!
酒粕甘酒には美容にイイ成分がたっぷり
美肌・美白に効果的な成分が多数
- ビタミンB群:肌のターンオーバーを整える
- アルブチン・コウジ酸:メラニン生成を抑え、美白効果が期待できる
- スフィンゴ脂質:セラミド成分のひとつで、保湿効果が期待できる
酒粕甘酒を飲むのも良いですが、美肌効果が一番得られやすいのは「酒粕パック」です。
アルコールが入っている酒粕の場合はかぶれが気になるので、目立たない部分で試してみて大丈夫そうなら、酒粕パックしてみませんか?
酒粕を精製水で少しずつのばし、顔に塗った時に垂れない程度のペースト状になればOKです。
自分で作るのはちょっと…という方には、市販のパックもあるのでご安心を。
※洗い流すタイプです。
便秘改善から肌荒れ解消にも
酒粕甘酒に含まれる「レジスタントプロテイン」には腸内環境を整える効果があるそうで、便秘解消や腸内フローラ改善が期待できそうです。
腸内環境が整うことで、肌荒れ防止にもつながりそうですね。
ダイエット効果も得られるかも?
腸内環境を整える「レジスタントプロテイン」は脂質を吸着して、そのまま体外に排出する効果があると言われています。
この「レジスタントプロテイン」と食物の消化吸収を促す100種類以上の酵素が含まれることから、太りにくい体づくりに適しているそうですよ。
後述しますが、酒粕甘酒の「甘み」は砂糖を加えた甘みなので、砂糖をグッと減らすことで、とても体に優しい飲み物になります。
酒粕甘酒を飲んではいけない方
冒頭でも少し触れていますが、酒粕甘酒には微量のアルコールが含まれています。
そのため、次の方は飲まないようにしましょう。
- 運転予定のある方
- 妊娠中・授乳中の方
リラックス効果があるGABAも含まれている
GABAって一度は耳にしたことがありませんか?
GABAには自律神経のバランスを整える効果があります。
実は酒粕甘酒にはGABAが含まれていて、メンタルバランスを整える効果があるそうです。
また、リラックス効果を得るためのトリプトファンというアミノ酸も含まれることから、就寝前に酒粕甘酒を飲むことで、安眠効果も期待できそうですね!
トリプトファンは、自律神経を整えるための「セロトニン」と呼ばれるシアワセホルモンを分泌するための重要な必須アミノ酸の1つです。
酒粕甘酒の簡単な作り方
酒粕甘酒はとても簡単に出来るんですよ。(米麹甘酒は少し手間がかかります)
(作り方)
手でちぎった酒粕100gと400mlの水を鍋に入れて火にかけ、沸騰したら弱火で好みの量の砂糖と塩一つまみを加え、酒粕がとけたら出来上がり。
私は大さじ2杯ほどの砂糖を加えたいところですが、砂糖の量をグッと減らせばかなり糖質をカットできるので、甘酒の良いトコロを十分楽しめると思いますよ!
生姜を加えても良いですし、夏は冷やして飲むのもおすすめです。
酒粕甘酒を飲んでキレイで健やかに暮らしましょう
酒粕甘酒の体に嬉しい成分を紹介しました。
- 美容(美肌・美白)
- リラックス・安眠
どちらも、嬉しい効果ですよね。
上手に取り入れて、美しくと健康なココロとカラダづくりをしましょう!