子どもの体力が付いてくるのは嬉しい事ですが、今度は元気すぎて眠れない…なんてことがありませんか?
日中にしっかり体力が削れないと、なかなか眠ってくれませんよね。
いつ寝るのか分からない子をモヤモヤしながら待つなら、いっそのこと眠くなるまで絵本タイムにしてしまおうと考えた私。
これまでにも年齢別に寝かしつけにオススメの絵本を紹介してきましたが
この記事で紹介したいのは、まだ寝たくない子どもが、あくびするほど眠くなる絵本
わが家の3歳・5歳・7歳の子ども達が、読み始めるとあくびが出はじめ、自ら「ねぇ、電気消して寝よう」と言い始めた絵本を見つけました!
その絵本は…
かくれんぼ絵本「チャレンジミッケ!」シリーズ
一番下の3歳の娘には少し難しい内容ですが、ちゃんと、きょうだいみんなで楽しめるコツがあるんです!
それでは「ミッケ!」の魅力についてお話ししますね。
寝る前の絵本に「ミッケ!」はピッタリ
頭を使うと意外と疲れるもの
どうして寝かしつけにミッケ!なのか。
子どもの睡眠習慣リズムを整えるのに、「日中は体を使い、夕方以降は読書など頭を使う活動が良い」とされています。
目を使ったり、深く思考することで、脳が疲労して眠気を誘うそうですよ。
確かに、就寝前にミッケを始めると、10分~15分位で誰かが「あくび」をするんですよね。
ジッと絵に集中することで、結構疲れるのかな?
後、とても部屋の中が静かです(´-`*)
毎日「静かにしなさい!」と怒っている私ですが、ミッケをする時間は子ども達み~んな無言で探し続けます。
パパ・ママの心を落ち着けるためにも、お休み前の「ミッケ!」はうってつけなのかもしれませんね。
一日で読破しなくても大丈夫
1ページのお題を全て探すのに、15分以上かかることも!
あまりにも時間がかかりすぎるようでしたら、1日に探すお題をあらかじめ決めておくと良いかもしれません。(今日はここまで探そう!みたいに。)
初見の場合は、シリーズにもよりますが1時間かかっても1冊探し終わりません。
次の日にお楽しみを残しておくと、早くお布団に入りたいから、夕食後の行動がとっても素早くなります( *´艸`)
「ミッケ!」は親子で楽しめる探し絵本
「ミッケ」はアメリカで「I SPY」というタイトルで発売された後、上級者向けに「CAN YOU SEE WHAT I SEE ?」が発表されました。
日本版では、小学館から次のタイトルで発売されています。
- I SPY ⇒ ミッケ!
- CAN YOU SEE WHAT I SEE ? ⇒ チャレンジミッケ!
また、現在は小型本「ちっちゃなミッケ!」も発売され、累計860万部も売れている「超」人気の視覚探索絵本なんです。
CAN YOU SEE WHAT I SEE ?(僕は見つけられたけど、君はどう?)
全部見つけるのが先か、眠ってしまうのが先か…。
大人でも全て探すのは難しい
わが家では、クリスマスシーズンに「チャレンジミッケ!4 サンタクロース」を最初の1冊として購入しました。
スクエア型の大型絵本2ページで1つの絵となり、だいたい15個前後のお題を探すのですが
意外と見つけられない…
想像以上に難しいです。
でも、だからこそ最後まで見つけたくなるんですよね。
それは子どもも一緒で、購入したその日から夢中になって「ミッケ!」しています。
糸井重里さんの訳にハマる
日本版の「ミッケ!シリーズ」は全編通して、糸井重里さんが訳を担当されています。
糸井さんと言えば、私が子どもの頃から大好きなジブリ作品のキャッチコピーを作られているんですが…
まさか、親になってまた、糸井さんの作品に触れるとは思ってもいませんでした!
「ミッケ!」は原作がアメリカなこともあり、あまりなじみのない「モノ・言葉」があったりするのですが、糸井さんの訳はちゃんと日本の子どもの耳にフィットするようです。(大人にも…かも。)
ページをめくるにつれて、ワクワクする感じが増してきます(´-`*)
最後までミッケ!できたら、ぜひあとがきまで読んでみてくださいね。
ミッケが書かれた背景や、この本の見どころが作者視点でとても詳しく説明されています。
これを読んで、もう一度ミッケ!するのがまた面白いんですよ。
全部、「ひらがな・カタカナ」で、しかも子どもが分かる内容でちょっとコミカルに表現する…。
訳って重要だなって、本当にそう思います。
「チャレンジミッケ!」を選んだ理由
「I SPY」ではなく、「チャレンジミッケ!」を先に手に取ったのには3つの理由があります。
スクエア型の大型絵本がちょうどいい大きさ
わが家には子どもが3人いて、私が読み聞かせをしようとすると「頭が4個」くっついた状態になるんですね。
探し絵本の場合は、皆やたら本に近づきますよね(笑)
「ちっちゃなミッケ」は、1人向けのサイズだし、縦長本は逆さまの位置から探す子が少し見づらい。
長女に本を持たせて、その両隣に下2人の子をポジションするのが、一番もめごとなくミッケできています。
私が一番見づらい逆さまの位置から探すのは、まぁ、仕方のないことですね(笑)
子どもの興味をグッと引くテーマ
書店で、全作品の表紙を見た時に子どもの食いつきが良いものから選んだのですが
- サンタクロース
- こわーいよる
- おもちゃばこ
- パイレーツ
4作品を購入しましたが、いかにも子どもがワクワクしそうなテーマ。
「I SPY」も同様のテーマがあるのですが、チャレンジミッケの表紙の方が目を引くんですよね…。
ちょっと不思議で、怖いもの見たさもあって、ドキドキする感じ
最初は「ふ~ん」って感じでチラチラっと見ていたのが、いつしか食い入るように探し始めるスイッチが入るのが、見ていて面白かったです(笑)
子どもに喜んで欲しくて、時にはミッケの世界観に合わせておやつを作ってみたり。
子どもだけでなく、すっかり親の方もハマっています!
実は、次のリクエストも受けていて、この勢いで全部そろえることになりそう。
6年半ぶりの最新作は、日本でおなじみの物が大活躍!
探すのはお題だけとは限らない
現在ナンバリングされているチャレンジミッケは10作品あるのですが
チャレンジミッケの全作品・全ページに「シーモア」というオリジナルキャラクターが登場します。
子ども達はこのシーモア君が大好きで、お題になくても必ず一番最初に探しに行きます。
また、3歳くらいの子だとチャレンジミッケは少し難しいので、シーモア君や特徴ある形のものをお題にしてあげると、1人探せずにふてくされる…なんてこともなくなります。
シーモア君大活躍のもう少し簡単な「チャレンジミッケ!」もあります。
絵本タイムでお休み前の楽しいひと時を
寝かしつけにオススメの絵本「チャレンジミッケ!」を紹介しました。
実は、ミッケと一緒に「ウォーリーを探せ!」も購入して、こちらもよく読んでいます。
こちらの本は、お題がある程度決まっているので、まだ文字が読めないお子さんでも1人で探し続けることが出来るのが魅力。
探し絵本としての難易度は高めですが、探せた時の達成感は良いものですよ。
「チャレンジミッケ!」と一緒にぜひ、お休み前の絵本のラインナップに加えてみてはいかがでしょうか。
ちなみに。
一緒に探している親の方も眠くなりますのでご注意を!